日本触媒 化粧品向け多機能性ポリマーの開発で受賞

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2024年6月21日

 日本触媒はこのほど、「化粧品向け新規多機能性ポリマーの開発」の功績により、近畿化学協会の第76回(2023年度)「化学・環境技術賞」を受賞した。化粧品の様々な課題を解決する素材として市場で高い評価を受けていることが同賞の受賞につながった。

表彰式の様子=2024年5月31日、大阪科学技術センター

 化粧品用途に適する同多機能性ポリマーは、

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ダイセル 硬化性樹脂のウェハーレンズ開発で化学技術賞を受賞

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2020年6月10日

 ダイセルはこのほど、「硬化性樹脂によるウェハーレンズの開発と製品化」が、近畿化学協会の2019年度「第72回化学技術賞」を受賞したと発表した。

本技術で製造されたウェハーレンズ(中央の丸状のもの一つひとつがレンズ)
本技術で製造されたウェハーレンズ(中央の丸状のもの一つひとつがレンズ)

 化学技術賞は、化学に関する研究・技術で、工業化・製品化に対して顕著な業績があると認められた45歳未満の研究者・技術者に贈られる。

 今回、「硬化性樹脂によるウェハーレンズの開発と製品化」の功績が認められ、同社の研究開発チーム(竹中啓起氏、藤川武氏、福井貞之氏、本間大海氏)の受賞に至った。

 小型レンズが広く使用されるモバイル機器や車載、医療、ヘルスケアなどの領域では、さらなる高機能化が求められている。こうした中、研究開発チームは、耐熱性、小型・薄型化、形状の複雑さを達成するために、材料と成型技術の開発を同時に取り組み、硬化性樹脂を用いたウェハー状のレンズ成型により、世界で初めて商業レベルでの実用・製品化に成功した。

 同社のウェハーレンズは、スマートフォンなど3Dセンシング機能のある製品への搭載をはじめ、先進の医療機器やAR/VR、虹彩/表情認証システムなど、今後の5G社会を支えるデバイスへの採用が計画されている。今後は品揃えの充実や製造プロセスの精度向上に取り組み、市場が求める製品開発を進めていく考えだ。