帝人、根岸英一氏の訃報に、鈴木社長が追悼文を発表

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2021年6月15日

 帝人はこのほど、2010年にノーベル化学賞を受賞し同社の名誉フェローである根岸英一氏(米パデュー大学特別教授)の訃報に接し、鈴木純社長の追悼文を発表した。

 根岸氏は東京大学工学部を卒業後、1958~1969年に同社に在籍し研究所に勤務。ノーベル賞受賞後の2011年からは名誉フェローに就任し、研究開発アドバイザーとして、また後進への助言や指導などを通じて、同社の研究開発力、技術開発力の向上に尽力していた。

 鈴木社長は根岸氏と社員とのエピソードを紹介し、「当社に対し、社会に対し、根岸先生の生前のご功績は言い尽くせない。偉大なる先輩のご逝去を悼むとともに、学術界および産業界への多大なるご貢献に感謝の意を表し、心よりご冥福をお祈り申し上げる」と述べている。

帝人 鈴木社長「10年後のイメージ見据え、変革を継続」

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2019年8月7日

 帝人は5日、都内で記者懇親会を開催し、関係者約150名が参加した。

帝人懇親会鈴木社長
鈴木社長

 あいさつに立った鈴木純社長は、「帝人グループは昨年6月に100周年を迎えた。次の100年に向けたメッセージ『FUTURE NAVIGATION』には、人を中心に化学を考える企業として、人があるべき未来への案内役を目指す、という意味を込めている」とし、100周年を機に立ち上げた「THINK HUMAN PROJECT」と、その集大成として開催した「THINK HUMAN EXHIBITION」を紹介。

 そして「今は空想・SFの世界であっても想像を続けることで現実になっていく。創造力こそが

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