デンカは11日、青海工場で行っている高分子ヒアルロン酸製剤の受託製造について、今月末で生産を終了することを決定したと発表した。出荷終了は3月末の予定。今年度業績予想への影響は軽微としている。
同社は
2023年1月12日
2021年8月19日
デンカは16日午後4時ごろ、青海工場(新潟県糸魚川市)で工事業者車両の滑落事故が発生したと発表した。青海鉱山西山登山道を下山途中に3人が乗車するワゴン車がカーブの盛り土を乗り越え滑落。これにより鉱山拡張工事を請け負っている建設会社の下請作業員2人が死亡し、1人が重傷を負った。物的被害はなく、操業や製品供給への影響はないとしている。
同社は、「亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族に対し深くお悔やみ申し上げます。また、負傷された方に心よりお見舞い申し上げます」とコメント。同社も原因調査などに取り組み、事故原因が判明次第、関係当局の指導を仰ぎつつ、建設会社とともに適切な再発防止策を実施する。
2020年9月9日
2018年10月26日
デンカは25日、主力工場である青海工場(新潟県糸魚川市)の新総合事務所「Omi Innovation Hub(オーミイノベーションハブ)」が同日竣工したと発表した。建物は地上3階建て(一部地下1階)で、延べ床面積は4173㎡。
これまで同工場敷地の内外に点在していた約300人のスタッフ部門を集約し、現場とコミュニケーションしやすい未来型のレイアウトを採用した。これにより、青海工場のハブ(中枢)として、同工場の一体的・機能的な運営を実現するとともに、部門間の連携の促進を図る。
また、同社の歴史と製品を紹介する独創的な展示スペースをはじめ、地域の人たちに開かれたオープンスペースを設けた。近隣住民・小中学生がデンカに対する理解を深め、相互交流につながる場を提供する。
デンカは2015年に迎えた創業100周年を機に、働く人すべてがイノベーティブになれる環境づくりを進めている。
今年4月からスタートした経営計画「Denka Value-Up」の3つの成長ビジョンである「スペシャリティーの融合体」「持続的成長」「健全な成長」の実現を目指し、今後とも快適で機能的であることに加え、働く人がわくわくし、インスピレーションの創出につながる環境整備を進めていく。