【合成ゴム特集】東ソー 豊富なグレードでCRを展開

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2018年9月20日

 東ソーのポリマー事業部では、合成ゴムに関してクロロプレンゴム(CR)と、クロロスルフォン化ポリエチレン(CSM)の2種類の特殊合成ゴムを展開している。

 同社によると、CRは2016年ごろから世界的にタイトな状況にあり、年率4%前後の伸び(同社推定)を示しているという。その要因として、需要分野の全般的な好調さに加え「医療用手袋や水系(非溶剤系)接着剤として使われる、ラテックスの需要増」を、同事業部機能性ポリマー部合成ゴムグループの糸瀬英之リーダーは挙げる。

 また、「かつては

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【合成ゴム特集】デンカ 世界シェア1位のCR増産を検討

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2018年9月13日

 クロロプレンゴム(CR)で世界トップシェアのデンカは、世界的に需給がタイトな状況に対応するため、増産に向けた設備投資を検討中だ。また、今年度からスタートした新中期経営計画に沿って、CRのスペシャリティー化を図るとともに、生産性向上へのプロセスの刷新などに取り組む。

 同社のエラストマー・機能樹脂部門エラストマー部の石塚賢二郎エラストマー部長によると、世界のCRの生産量は

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合成ゴム工業会 1-6月期の生産量は1%減

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2018年8月29日

 経済産業省統計を基に合成ゴム工業会がまとめた需給実績によると、今年上期(1―6月期)の合成ゴム全体の生産量は、前年同期比1%減の78万9000t、出荷量は同1%減の73万3000t、輸出量は同5%減の42万tとなった。

 上期の出荷量を品目別で見ると、BRは2%増とプラスで推移したものの、SBR、NBR、CR、EPTはいずれも前年の水準を下回った。

 単月ベースで見ると、6月の合成ゴム全体の出荷量は前年同月比で

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