JSRの4-6月期 エラストマー需要低迷で大幅減益に

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2020年7月31日

 JSRは30日、2021年3月期第1四半期(4-6月期)の連結決算(IFRS)を発表した。売上収益は前年同期比22%減の931億円、営業利益77%減の24億円、親会社所有者帰属利益85%減の11億円となった。

 オンラインの決算会見において、宮崎秀樹取締役常務執行役員は「デジタルソリューションでは半導体材料の需要が好調に推移し、ライフサイエンスは想定並みとなった。ただ、

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トクヤマ 第1四半期決算、コロナ影響で減収減益

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2020年7月29日

横田社長「先行き不透明も、前向きな投資を継続」

 トクヤマは28日、2021年3月期第1四半期(4-6月期)の決算発表をオンラインで開催した。横田浩社長は「コロナの影響による販売数量減や海外市況下落があったものの、原燃料コストの減少などにより減収減益幅は微減に留まった」と総括した。

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横田浩社長

 売上高は前年同期比8%減の706億円、営業利益5%減の66億円、経常利益6%増の66億円、純利益7%増の52億円となった。

 セグメント別で見ると、化成品セグメントは減収減益。カセイソーダは国内出荷が減少したことに加え、海外市況も下落。石化製品も、ナフサに連動し価格が軟調となった。特に、インドがロックダウンに入ったことで、「売上高ベースで、カセイソーダ9億円、PVC8億円、VCM14億円の影響を受けた」としたが、

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