2日目の総合会議では、韓国KPIA(韓国石油化学工業協会)のシン・ハクチョル会長をはじめ、運営委員会メンバー(日本、台湾、マレーシア、タイ、シンガポール、インド)の各代表によるオープニングアドレスが行われた。各国とも脱炭素化に向けた7ヵ国協業の重要性が示される一方、オーバーサプライ(供給過剰)については温度差が見られた。
韓国KPIAのシン・ハクチョル会長は
2024年6月13日
2019年5月20日
台湾・台北で16~17日に開催されたアジア石油化学工業会議(APIC2019)では、世界各国からの参加者が会場の内外で活発な議論を繰り広げた。
17日の総合会議では、冒頭で台湾石油化学工業協会(PIAT)のFu‐Shen Lin会長がウェルカムアドレスを行い、「APICは、石油化学工業の技術および産業発展の成果を共有することを可能にするだけでなく、絶えず変化する経済学に関する情報やアイデアを交換する絶好の機会だ」と語った。
今回のテーマ「スマート石油化学プロセス‐より良い世界を可能にする持続可能な解決策」については、「石化製品は、食品や飲料、衣料品、住宅、輸送などさまざまな業界にとって不可欠だ。水の浄化膜技術、自動運転、スポーツ用品の特殊材料など、私たちの日常生活にはすでに多くの新しい石化技術が応用されている」とし、「今日の情報・分析技術は、