帝人フロンティアは25日、ドイツのミュンヘン見本市会場で5月8~9日に開催されるスポーツ機能素材を中心とした素材展示会「Performance Days」に出展(ホール:C6、展示ブース:№I-10)すると発表した。
今回は、着用時の快適性を追求して開発したスポーツウェア向けの高機能素材を紹介するとともに、環境負荷低減に貢献するリサイクル繊維や植物由来原料を活用した素材、非フッ素耐久撥水加工素材などを展開していく。
主な高機能素材は、物性・機能・品位の高次元融合を実現した次世代型新素材「デルタ」、中空糸に8本の突起を放射線状に配列した高異型特殊断面ポリエステル繊維「オクタ」を生地のパイル面に用いた「オクタCPCP」、ポリトリメチレンテレフタレート繊維を使用し、ソフトな新感触と快適なストレッチ性をもつ「ソロテックス」など。「オクタCPCP」では春夏向けの軽量タイプを、「ソロテックス」では日本製品に加え、新たにタイのグループ会社で開発・量産化したテキスタイルを展示する。
また、非フッ素耐久撥水加工素材では、フルオロカーボンフリーの地球環境にやさしい耐久撥水加工を施した、「デルタ」「カラット」「フリーモPRO」などの主要素材を提案していく。