出光興産 米国で3カ所目の太陽光発電プロジェクトを買収

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2019年9月26日

 出光興産はこのほど、連結子会社である米Solar Frontier Americasが、CS Solarからカリフォルニア州で建設前段階のメガソーラープロジェクト「Central 40」(5万500kWp)を買収したと発表した。

 同プロジェクトは、カリフォルニア・プロジェクト(21万kWp)、コロラド・プロジェクト(10万kWp)に続く、米国で3カ所目となる発電所建設・売電事業。Solar Frontier Americasは、CS Solar社から建設前段階のプロジェクトを引き継ぎ、太陽光発電所を建設、商業運転は2020年を予定している。

 買収にあたり、出光興産は100%子会社RSリニューアブルズを通じSolar Frontier Americasに融資を行った。

 カリフォルニア州は米国で太陽光を中心とする再生可能エネルギー事業が最も発展している州の1つ。2018年時点で同州の太陽光発電を含む再生可能エネルギーの電力比率は、すでに34%に達している。また、2045年までに再生可能エネルギーの電力比率を100%とする州法も成立しており、今後も太陽光発電を中心とした需要の大幅な伸長が見込まれる。

 世界的に電力需要が拡大する中、太陽光発電を含む再生可能エネルギーは発電需要を賄う中心的役割として期待が大きい。出光興産は、今後も需要の伸びが期待できる北米やアジア地域の再生可能エネルギー発電所の開発事業に取り組んでいく。

出光興産 米国でメガソーラーを買収、昨年に続き2件目

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2019年9月12日

 出光興産はこのほど、連結子会社であるSolar Frontier Americas(ソーラーフロンティア・アメリカズ)が、GCL New Energy Holding Limited社の100%子会社GCL New Energy社(香港)から、米コロラド州における建設前段階のメガソーラープロジェクト「Pioneer」(発電規模:100MWp)を8月1日付で買収した、と発表した。

Solar Frontier Americas が2017年に完成させたメガソーラー発電所
Solar Frontier Americas が2017年に完成させたメガソーラー発電所

 なお、商業運転開始は2020年を予定している。同件は、出光興産100%子会社のRSリニューアブルズを通じソーラーフロンティア・アメリカズへ融資を行ったもので、昨年買収したカリフォルニア(発電規模:210MWp)に続く米国で2番目の発電所建設・売電事業となる。

 ソーラーフロンティア・アメリカズは、GCL New Energy社から建設前段階のプロジェクトを引き継ぎ、太陽光発電所を建設する。稼働後はコロラド州内の電力会社であるIntermountain Rural Electric Association社と長期売電契約を結び、約2万6千世帯分の供給を行う。

 世界的に電力需要が拡大する中、太陽光発電を含む再生可能エネルギーは発電需要を賄う中心的役割として期待されている。出光興産は、今後も需要が伸びるとされる北米やアジア地域の再生可能エネルギー発電事業に積極的に参入する。