ポリプラスチックスは15日、新しい熱可塑性の透明なCOCエラストマー「TOPAS E‐140」を開発・上市したと発表した。
新製品は、TOPAS Advanced Polymersが、独自のポリマー設計技術により、COCの結晶構造を制御して開発した新しい熱可塑性の透明エラストマー。「TOPAS」のもつ優れた特性と、エラストマーとしての機械特性を融合することで、従来のエラストマーでは困難であった用途への応用が可能になる。
「TOPAS E‐140」は、そのユニークな特性により、ライフサイエンス分野、医療機器・医薬包装分野、電子デバイス分野での応用が期待されている。「TOPAS COC(環状オレフィン・コポリマー)」は、TOPAS Advanced Polymersが製造する非結晶性樹脂。高い透明性や水蒸気バリア性、低溶出性、低吸着性、耐薬品性などの優れた特長があり、医療機器・医薬包装分野、食品包装分野、エレクトロニクス分野などの幅広い用途で応用されている。
ポリプラスチックスは「TOPAS」の新たな用途展開に向けて、ユニークな特性をもった「TOPAS E‐140」を開発・上市した。