ダイセル 人事(10月1日)

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2018年8月27日

 [ダイセル・人事](10月1日)▽解兼事業支援センターIR広報グループ主席部員、同センター総務法務サービスグループ主席部員久保田昌樹▽同センター同グループ主任部員乾敏之▽知的財産センター長、同センター知的財産戦略グループリーダー水方勝哉▽研究開発本部コーポレート研究センター長補佐露本美智男。

石化協 MMAモノマーの7月の国内出荷は1万600t

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2018年8月24日

 石油化学工業協会が23日に発表した7月のMMA(メタクリル酸メチル)の需給実績によると、モノマーの国内出荷は前年同月比10%減の1万600t。ポリマーの国内出荷は、

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汎用4樹脂の7月国内出荷 HDPEのみ前年上回る

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2018年8月24日

 業界筋によると、7月の汎用4樹脂の国内出荷は、低密度ポリエチレン(LDPE)がほぼ前年並み、高密度ポリエチレン(HDPE)は前年実績を上回り、ポリプロピレン(PP)とポリスチレン(PS)は下回った。

 HDPEは射出成形分野などの出荷が増加した。PPは生産が減少した影響もあり、射出成形分野やフィルム分野をはじめ総じて出荷が減少した。PSは包装分野とフォームスチレン(FS)分野の前年の出荷が、やや高めであったことも響いた。

 7月の出荷合計(輸出含む)を品目別で見ると、LDPEは

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住友化学 印刷方式有機ELディスプレイの量産に出資

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2018年8月24日

 住友化学は23日、印刷方式有機ELディスプレイの開発・製造・販売を行うJOLEDが、第三者割当増資により発行した株式の一部を取得し、同社に50億円を出資したと発表した。

 JOLEDは今回の第三者割当増資により、石川県能美市に能美事業所を開設。世界初の印刷方式有機ELディスプレイの量産工場(基板サイズ:G5.5、生産能力:ガラス基板ベースで月産約2万枚)として2020年の稼働開始を目指す。

 同工場では、車載向けやハイエンドモニター向けなどを想定した、中型サイズ(10~32型)の印刷方式有機ELディスプレイの製造を行う計画で、住友化学は同工場向けに有機EL発光材料を納入する予定。

 住友化学が開発している有機EL発光材料は、印刷方式によるディスプレイ製造が可能だ。印刷方式は現在一般的な製法となっている蒸着方式とは異なり、インクジェットプリンターのように材料を塗布して素子を形成するため、製造プロセスがシンプルで、装置費用と材料のロスを大幅に減らすことができる。

 このため、中大型ディスプレイを低コストで生産することが可能となり、同方式は今後、有機ELディスプレイ製造方式の主流になると期待されている。

 同社はICT分野を次世代事業開発の重点領域の一つとして位置付けている。JOLEDへの本格納入を皮切りに、印刷方式有機EL発光材料の市場投入をより早く確実なものとするとともに、今後のターゲット分野であるテレビ用途での早期事業展開に取り組んでいく。

東洋紡 自動車エアバッグ用ナイロン66原糸と基布を値上げ

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2018年8月24日

 東洋紡はこのほど、自動車エアバッグ用ナイロン66原糸と基布を、10月1日出荷分から100円/kg(原糸重量換算)値上げすることを決定し、顧客との交渉を開始すると発表した。

 自動車エアバッグ用原糸・基布の主原料であるナイロン66ポリマーは昨年来、主要各社のプラントの生産トラブルなどにより、「フォース・マジュール(不可抗力)」の宣言が相次いでいる。この影響でナイロン66ポリマーの需給がひっ迫し、長期にわたり価格が高騰している。

 さらに、ナイロン66ポリマーの主原料であるADN(アジポニトリル)のメーカー各社の供給能力拡張は数年後になると見られており、ナイロン66ポリマーの需給の逼迫は、今後数年間は継続する見通しだ。

 こうした状況の中、原料メーカー各社は、ナイロン66ポリマー価格の大幅な値上げを実施。また、ナフサなどの従来の価格転嫁指標の変動幅との乖離が拡大しており、同社のエアバッグ原糸・基布の採算性は極めて悪化している。

 同社はこれまでも、徹底したコスト削減に注力してきたが、現在の価格体系では顧客への安定的な製品供給体制の維持が困難と判断し、今回の価格改定を決定した。

 東洋紡は関連会社とともに引き続き、日本・タイ・中国・米国・欧州の世界5拠点で、原糸から基布まで一貫して供給できる唯一のメーカーとして、顧客のニーズにグローバル対応できる生産・供給体制の構築に努めていく考えだ。

東レ ポリエステル長繊維など値上げ 9月出荷分から

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2018年8月24日

 東レは23日、衣料用・産業用の各分野へ販売するナイロンとポリエステルの糸(長繊維)・綿(短繊維)、アクリル綿(短繊維)、ポリエステル長繊維不織布を、9月出荷分から値上げすると発表した。

 値上げ幅は、ナイロン糸・綿とポリエステル糸・綿・長繊維不織布が10円/kg、アクリル綿が70円/kg。現在の合繊原料の価格動向は、ポリエステル原料の高純度テレフタル酸とナイロン原料のカプロラクタム、アクリル原料のアクリロニトリルが高騰し、今後も高値圏での推移が予想されている。

 このような環境の下、同社は「トータルコスト競争力強化(TC)プロジェクト」を推進し、固定費と比例費のあらゆる項目で徹底的な費用削減・効率化の自助努力を続けてきた。

 しかし、現在の合繊原料価格の急速・大幅な高騰はこれらの努力で吸収できる範囲を超えている。同社は、安定した品質での商品供給や、さらなる高付加価値品の開発・提案を行う体制の維持・推進のため、今回の値上げ実施を決定した。

MMAモノマー 世界的に需給タイトの状況が継続

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2018年8月24日

 アクリル樹脂原料であるMMA(メタクリル酸メチル)モノマーの需給バランスが世界的にタイトな状況が継続しており、海外市況が昨年から一段と高騰している。

 MMAモノマーの需要サイドでは、主要誘導品であるアクリル樹脂の成形材料分野が好調に推移しているのに加え、透明ABS樹脂向けや、環境問題から水系溶剤としての引き合いが強くなるなど想定以上の動きとなっている。またMAA(メタクリル酸)も耐熱性を上げる樹脂添加剤としての需要が旺盛な模様だ。

 一方、供給サイドでは、米国における設備トラブルの発生や各サプライヤーの大型定修による稼働制限などにより玉が絞られている。さらに

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LGイノテック 室内照明で日光消毒効果の機能性光源を発売

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2018年8月24日

 韓国LGグループの関連会社で材料・部品メーカーであるLGイノテックはこのほど、室内照明で日光消毒効果がある機能性光源「衛生照明LED」をリリースしたと発表した。

 同製品は日用品、布団などを天日干しして殺菌するのと同様な、環境にやさしい日光消毒方式を採用している。細菌は太陽光に長時間さらされると死滅するが、これは細菌のポルフィリンという物質が太陽光の特定波長と反応して細菌の細胞を破壊するためだ。

 同社は、独自のLED光抽出技術でポルフィリンが最も活発に反応する波長(405nm)を最大化した。韓国建設生活環境試験研究院(KCL)による殺菌力テストでは、大腸菌99.9%が死滅。また、国際電気技術関連の標準規格である国際電気委員会の光生物学的安全規格(IEC62471)では目と肌に無害であると検証されており、同製品は化学薬品を使うことなく簡単に室内を殺菌できるなど、人体に無害で安心して使えることを特長としている。

 さらに照明器具の光の明るさを調整するように、室内の状況によって殺菌レベルを最適化でき、汚染レベルや人の有無、場所の特性などにより強殺菌、弱殺菌、一般照明モードを切り替える機能も合わせ持つ。ソン・ジュンオLED事業部長(常務)は「衛生照明LEDは、生活空間を明るく照らすと同時に安全・便利で殺菌する革新製品」とし、「多くの人々の生活の質を高めることができる」とコメント。

 LGイノテックは今後、韓国をはじめ世界の照明メーカーを対象に同製品を積極的にプロモーションするとともに、保健医療、食品・薬品関連の施設や公衆トイレなど、多くの人が利用する施設の照明への採用を訴求していく考えだ。