年頭所感

あけましておめでとうございます。

　2024年の世界経済は、インフレ圧力が鎮静化するなか金融緩和への転換が進みつつあるが、自動車や産業機械などの製造業の伸び悩みなど、まだ景気回復の力強さは感じられていない。また、各国、各地域の回復ペースもまだら模様となっている。米国のトランプ政権の政策転換により、

新たな変化の始まる年に新たな挑戦を

2025年を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

　昨年は、元日に能登半島地震、夏には猛暑や豪雨災害、中東の紛争、米国の大統領選、日・欧・韓の政権不安定化など、

　昨年の世界経済は、先進国を中心にインフレの継続による需要への影響が続いた。米国とアジアは堅調だったが、欧州や中国では景気の停滞が想定を超えて続くなど、全体としては緩やかに成長したものの力強さに欠ける状況だった。ウクライナ、中東での戦争や複数の地域での地政学的緊張、地球規模での温暖化、疫学的なリスクなど、直接、間接的に企業経営に影響を及ぼす課題への対応が重要であることも再認識させられた。

　また昨年は、多くの主要国で選挙が行われ、政権やトップの交代があった。これに伴って

新年あけましておめでとうございます。

　昨年は当社にとって激動の1年であり、23年度決算において、売上収益の低迷やそれに起因する多額の減損損失を計上し、連結最終損益で約3,000億円の赤字を計上した。

　Sumitomo Pharma America, Inc.（SMPA社）では

新年おめでとうございます。

　年末年始も休むことなく、エネルギーと素材の安定供給に尽力し続けてくれた各製油所・事業所をはじめとする社員の皆さん、グループ会社、特約販売店、協力会社の皆さまに深くお礼を申し上げる。

　さて、昨年を振り返ると、元日に発生した令和６年能登半島地震をはじめ、記録的な猛暑や豪雨、台風など、多くの自然災害に直面した一年だった。自然災害が年々激甚化・頻発化する中、