産総研 「焼かない」化学焼結セラミックス探索を高速化

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2023年10月25日

 産業技術総合研究所(産総研)はこのほど、ロボットによるハイスループット自動実験と機械学習などの人工知能(AI)により、100℃以下での複合酸化物ナノ結晶粉末原料の合成と、機能性セラミックス固体を化学焼結プロセスで製造する条件を、短時間で探索する技術を開発した。

化学焼結セラミックスの製造フロー

 機能性セラミックスはエネルギー

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東洋紡 高純度エクソソームの高効率な精製・回収に成功

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2023年10月24日

 東洋紡はこのほど、エクソソーム精製キットとして新たに開発した微小な孔とイオン交換機能を備えた精密ろ過膜「CATAROSEV(カタロセブ)」により、体内循環性をもつ高純度なエクソソームを高効率に精製・回収することに成功した。この知見をもとに、今後は研究用精製キットの早期市場投入を図る考えで、医薬品や化粧品などへのエクソソームの応用を目指す企業や研究機関向けに、年内をめどに同製品のサンプル提供を開始する。

エクソソーム精密ろ過膜「CATAROSEV(カタロセブ)」

 同社は今回、エクソソームの

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中外製薬 ALK阻害剤、肺がんの再発・死亡リスクを低減

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2023年10月24日

 中外製薬はこのほど、同社創製の抗悪性腫瘍剤/ALK阻害剤「アレセンサ」(一般名:アレクチニブ塩酸塩)について、第Ⅲ相臨床試験であるALINA試験の主要解析において、主要評価項目である無病生存期間(DFS)の統計学的に有意かつ臨床的に意義のある延長を示したデータを発表した。

 IB(腫瘍が4㎝以上)~ⅢA期(UICC/AJCC 第7版)のALK陽性NSCLCを

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東洋紡 日本初、4四抗原を同時検出する検査キット発売へ

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2023年10月24日

 東洋紡は23日、日本で初めてとなる4つの抗原を同時に検出可能な検査キット「イムノアローSARS‐CoV‐2&FluA/B&RSV」を開発し、厚生労働省の製造販売承認を取得したと発表した。10月末から医療機関と検査施設向けに発売する。価格は、10テスト分で4万2000円(税抜き)。

4種類の抗原を同時に検出可能な検査キット「イムノアロー SARS-CoV-2&FluA/B&RSV」

 同キットで検出できるのは、

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NEDO インドで交通向けIT運用支援システムを実証

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2023年10月23日

 NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)はこのほど、「エネルギー消費の効率化等に資する我が国技術の国際実証事業」において、パナソニックHDが、インドの現地協力企業であるETOモーターズと連携して、Eモビリティ向けIT運用支援システムの導入を完了し、実証運転を開始したと発表した。

同事業のシステムの運用イメージと実証運転のエリア

 インドは、急激な経済成長に伴い、都市部の

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竹中工務店など、CO2を大幅削減したコンクリート開発

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2023年10月23日

 竹中工務店は19日、デンカや鹿島建設とともに、CO2を削減・固定・吸収するコンクリートを開発したと発表した。

開発材を適用した大阪・関西万博のイベントホール棟の基礎部材

 一般的なコンクリートと比較して

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東北大学 PEのナノ結晶形態と内部分子鎖配向を可視化

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2023年10月19日

 東北大学はこのほど、最新の電子顕微鏡法による構造解析手法によりポリエチレン(PE)ナノ結晶を可視化し、内部の分子鎖配向を直接解析することに世界で初めて成功した。

 プラスチック材料の耐久性向上や

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東北大学 Muse細胞による脳梗塞治療、有効性など確認

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2023年10月18日

 東北大学大学院医工学研究科の新妻邦泰教授、同大学院医学系研究科の遠藤英徳教授らの研究グループはこのほど、亜急性期脳梗塞の患者に対してMuse(ミューズ)細胞製剤を投与する治験を実施したところ、臨床試験を進めるための安全性が確認され、上肢の機能回復が早期から見られるなど有効性を示唆する結果が得られたと発表した。

 具体的には、標準的な

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東京大学 化成品合成を革新するグリーン反応を実現

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2023年10月17日

 東京大学大学院理学系研究科の山下恭弘准教授、小林修教授らの研究グループは、カルボニル基α位で行う炭素―炭素結合生成反応を、入手容易で安定な炭化水素原料を使う廃棄物の少ない方法で効率的に実現した。

研究の概要図

 具体的には、青色光照射下、

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三菱ケミカルグループ 海洋細菌から新たなPBS分解酵素を発見

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2023年10月17日

 三菱ケミカルグループと北海道大学大学院水産科学研究院(澤辺智雄教授)らの研究グループは16日、ポリブチレンサクシネート(PBS)に対して分解性を示す海洋細菌「ビブリオ・ルバー(V.ruber)」を発見し、さらに同海洋細菌から新たなPBS分解酵素の特定に成功したと発表した。今後、さらなる分解メカニズムを解明することで、海洋環境におけるPBS分解促進化技術の開発や、新たな海洋分解性プラの開発に貢献することが期待される。

海洋細菌由来の新規PBS分解酵素を特定

 プラの海洋汚染は世界規模の課題であり、

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