ベンゼンは800ドルを回復、SMも4週ぶり上昇
アジア地域の3月第4週の石化市況では、エチレンは前週比45ドル安の1045ドル/tでの取引となり2週連続で下落した。前週に引き続き、誘導品需要が弱含んでいることや、新規設備が立ち上がったこともあり市場に先安観が出ている。ナフサとのスプレッドも
2021年4月20日
2021年4月19日
2021年4月19日
2021年4月19日
旭化成建材はこのほど、住宅建築の外壁を木材で外装仕上げする仕様(木外壁材仕様)について、フェノールフォーム断熱材「ネオマフォーム」を使った防火構造の国土交通大臣認定を3種類(木造軸組工法二種、木造枠組壁工法一種)取得したと発表した。
同社は、最高レベルの断熱性能をもつ「ネオマフォーム」の大きな特徴である耐燃焼性能を生かし、その普及拡販を目的として、これまで多くの防耐火構造認定を取得してきた。その一環として、木造住宅建築での構造と断熱仕様の主要な組み合わせを網羅する三種について、国土交通大臣認定を取得した。
取得した防火構造認定は、①木造軸組工法(外張り断熱・付加断熱)木外壁材仕様、②木造軸組工法(充填断熱)木外壁材仕様、③木造枠組壁工法(外張り断熱・付加断熱)木外壁材仕様。なお、木外壁材仕様に対する防火構造認定の取得は、これまで、木外壁材の性質上難しいとされてきたが、北海道立総合研究機構(道総研)建築研究本部・北方建築総合研究所による「道産資材を用いた木造高断熱外壁の防耐火構造の開発」の研究成果を受けて実現した。この道総研の技術は、第14回(2020年)日本建築学会北海道支部技術賞を受賞している。
木外壁材は、国産材利用促進の流れの中、地域ごとの地場産材を利用した製品が生産されており、本物志向のニーズの高まりなどから近年人気が高まっている。今回取得した三種の認定はすべて、樹種の制限なく各地の地場産材を適用することができるため、「ネオマフォーム」を断熱材として使用することにより、住宅建築の際、木外壁材がさらに使いやすくなる。また、高性能断熱材として省エネルギー効果の高い「ネオマフォーム」と国産木材の利用との組み合わせは、カーボンニュートラルの観点からも適したものとなる。
同社は今後も、「日本の家から〝寒い〟をなくす」の実現に向け、より一層の断熱事業の強化を図り社会と環境に貢献していく。

2021年4月19日
出光興産は16日、「新ブランド誕生記念 ALL FOR EVERY ONEキャンペーン!」を全国のアポロステーション、出光サービスステーション(SS)、シェルSSで開催すると発表した。

同社は今月から「あなたの移動を支えるステーション」をブランドビジョンとする新SSブランド「アポロステーション」の展開を開始。新ブランド誕生を記念するのと同時に、未だ新型コロナウイルスの影響で自由な移動に制限がある中、地域それぞれでの活性化とユーザー一人ひとりの移動と暮らしを応援する想いを込めてキャンペーンを開催する。
キャンペーンでは、購入者を対象に、クルマでの移動や自宅時間を充実させるアイテムを抽選でプレゼントする企画のほか、自由に移動ができる日を願い、対象を購入者に限らずに、広く「夢のドライブプラン」にまつわるエピソードを募集する。
寄せられた作品は、同社提供のラジオ番組「apollostation Drive Discovery PRESS」(TOKYO FM/JFNネットワーク)で紹介するほか、抽選で30人に5万円のギフト券プレゼントも用意する。ユーザーのスムーズで快適な移動の支えとなり、それぞれの地域の支えとなるキャンペーンとして取り組んでいく。
2021年4月16日
2021年4月16日
2021年4月16日
2021年4月16日
積水化成品工業は、再生可能エネルギーの創出が可能な水上太陽光発電システムの開発・普及を促進している。昨年4月には環境資源開発コンサルタント、日鉄物産、スマート・エナジーと合同で「水上ソーラー合同会社」を設立した。

近年、環境負荷の少ない再生可能エネルギーへの関心が高まり、中でも発電効率がよく、水質改善の効果も期待できる水上ソーラー(フロート式水上設置型の太陽光発電設備)に注目が集まっている。
合同会社の水上ソーラーは、貯水池などを活用した水上太陽光発電システム。浮力材には積水化成品の大型発泡スチロール製ブロックを使用している。浮力と剛性に優れたフロートとその係留技術により、暴風雨などに対する安全性を確保している。昨年11月には、兵庫県三木市の養鶏場が近接する貯水池に水上ソーラーを設置し、発電を開始。発電した電力は、養鶏場内で全て自家消費されている。
積水化成品グループは、持続可能な社会の実現に向けた「SKG-5R」を推進しており、これはその活動の一環。今後も、地球温暖化の原因となるCO2の削減に向け、再生可能エネルギーを創出する水上ソーラーの開発や普及に携わり、環境負荷低減を高度に実践していく考えだ。
2021年4月16日
ダウは、中国・上海で開催されている「エレクトロニカ・チャイナ2021」(4月14~16日)の会議プログラム「International Automotive Electronics and Electric Vehicle Conference」の中で、2つの技術プレゼンテーションを行い、より持続可能なモビリティを実現するための先進的なシリコーンソリューションを発表した。
同社のロ・スー博士は、プラグインハイブリッド車(PHEV)や燃料電池車(FCEV)などの電動車(xEV)を対象に、ダウの高機能シリコーンを使い熱管理や導電性接着、電磁干渉(EMI)シールドを実現する方法を議論。キャシー・スー氏は、プレゼンテーション「ダウが実現する、ADASにおける高効率、安定性、保護性能」を発表し、自動運転車の開発者が注目する先進運転支援システム(ADAS)向けのダウのシリコーン技術を紹介した。また会議では、ダウの放熱ソリューションの製品群から、今春後半に市販される放熱ギャップフィラーと放熱接着剤の2つの新製品のプレビューも行う。
ダウは、ポリオレフィン、ポリウレタン、アクリル、特殊化学品、シリコーンなどの先進的な製品と広範なサービスを顧客の特定のニーズに合わせて提供する「モビリティサイエンス」プラットフォームを通じて、e-モビリティおよび輸送業界向けに専門知識と取り組みを紹介している。また、ジャガー・レーシングの公式素材科学パートナーとして、素材科学に関する専門知識を生かして自動車の電動化に取り組んでいる。