塩ビ樹脂 10月総出荷は2%増、硬質・軟質ともに回復基調

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2020年11月27日

 塩ビ工業・環境協会(VEC)がこのほど発表した需給実績によると、10月の塩ビ樹脂(PVC)の総出荷量は前年同月比1.7%増の15万4900tと、国内出荷の回復と輸出の増加が寄与し2カ月ぶりにプラスとなった。輸出は同10.1%増の6万5100tと、5月以降は6カ月連続で前年を上回る高水準で推移しており、主要輸出先であるインドを中心とした堅調な需要が見られる。この基調が続けば、今年(暦年)の輸出量は70万t超えも予想される。

 一方、国内出荷は

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AGC 遺伝子・細胞治療CDMOサービス拡大を本格化

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2020年11月27日

 AGCはこのほど、株式公開買い付けで100%子会社化したMolecular Medicine(イタリア)の社名をAGC Biologics(イタリア)に変更した。AGC Biologics社のグローバルネットワークに遺伝子・細胞治療CDMOを組み入れ、サービス拡大を本格化する。

 遺伝子・細胞治療は、遺伝子または遺伝子を導入したヒト細胞などを人体に投与する最先端医療の1つ。世界中で進行中の治験数はすでに約1000件を超え、CDMO市場も高い成長が見込まれている。AGC Biologics(イタリア)は、遺伝子・細胞治療の開発・製造を行い、細胞加工・ベクター製造などのプラットフォーム技術をもち、バイオベンチャーから大手バイオ医薬品製薬会社まで様々な顧客にGMP対応の遺伝子・細胞治療CDMOサービスを提供している。

 すでにミラノを起点に、欧州のほか日米グローバルに遺伝子・細胞治療CDMOサービスを提供できる体制にあり、今後の日米拠点での製造拠点の設置も視野に、遺伝子・細胞治療CDMOサービス分野でのグローバル一体運営を推し進める。

 AGCグループはライフサイエンス事業を戦略事業の1つと位置づけ、合成医農薬CDMOと動物細胞と微生物を使うバイオ医薬品CDMOで積極的な買収・設備投資で事業を拡大。2025年に売上高1000億円以上の目標を、2~3年前倒しで達成する見込み。成長著しい遺伝子・細胞治療領域までCDMO事業の幅を広げグローバル展開し、製薬会社、患者、社会に貢献していく。

ゼオンメディカル 光センサ付きIABPバルーンを発売

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2020年11月27日

 ゼオンメディカルは26日、IABPシステムに使用されるバルーンカテーテルの新製品「IABP バルーンカテーテル MEISHU sensor」を発売したと発表した。

光センサを搭載した「IABP バルーンカテーテル MEISHU sensor」
光センサを搭載した「IABP バルーンカテーテル MEISHU sensor」

 IABP(Intra‐Aortic Balloon Pumping)とは、心筋梗塞や心臓外科手術の際、心臓のポンプ機能を補助する方法の1つ。バルーンカテーテルを大腿動脈から挿入し、胸部下行大動脈に留置し、動脈圧または心電図の周期に合わせてバルーンをヘリウムガスで収縮・膨張を繰り返すことにより、ダイアストリックオーグメンテーション効果とシストリックアンローディング効果を促して心機能の回復を行うシステムで、現在国内では年間2万症例前後で使用されている。

ポンプ駆動装置「IABP コンソール ZUIRYU」
ポンプ駆動装置「IABP コンソール ZUIRYU」

 ポンプ駆動装置「IABP コンソール ZUIRYU」に接続して使用される「IABP バルーンカテーテル MEISHU sensor」は、日本人の血管径、血管長から設計された従来品「IABP バルーン MEISHU」に、新たに光センサを搭載。国産メーカーによる初めての光センサIABPシステムの導入となる。

 光センサにより遅延の少ない正確な血圧のモニタリングができることから、心臓の周期に合わせたより的確な駆動が可能となり、駆動応答性の高い「IABP コンソール ZUIRYU」とのセット使用により、治療効果の向上が期待できる。

日本ゼオン ソーラーカード式デザインデバイス、テスト発売

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2020年11月27日

 日本ゼオンは26日、オープンイノベーションプロジェクトとして展開する「project LNES」の第2弾として、来月4日よりソーラーカード式デザインデバイス「LNES SL-02」を試験発売すると発表した。

ソーラーカード式デザインデバイス「 LNES SL-02」
ソーラーカード式デザインデバイス「 LNES SL-02」

 同社は、太陽・自然、そして地球と育みあえる豊かなライフスタイルを生活者と共創して実現していくオープン型のイノベーションデザインプロジェクトを2016年より始動。同プロジェクトでは、「FRESH ENERGY」というコンセプトとクリエイティブデバイスを通じて、社会の変化、生活者の行動と心の機微、その接点を重視した素材から体験を探索してきた。

 今回発売する「LNES SL-02」は、これまで同社が長年培ってきたプラスチック技術とナノテクノロジーの融合技術を活用し、B to C向けの製品としてプロジェクトの中で開発されたソーラーカードを使用。5種の灯り機能とスポット的充電機能を搭載しており、もしもの時に「心の安心」を得られる。生活者検証で得られたニーズに基づき、〝エコな手間〟をあえて製品に組み込むことで生活者に新たな価値を提供している。

 同社は新型コロナウイルスの影響で生活者のSDGsへの関心が高まる中、「project LNES」を通じて今までにないサステナブルな暮らしを提案。今まで屋根への設置などが主流だった太陽光発電の技術を、産官学連携で培った独自技術で向上させ、手のひらサイズを実現。太陽光発電の技術がこれからの新しい生活様式に根付くことを目指している。また、在宅時間の増加を機に広がる、ベランダやリビングでのキャンプスタイルシーンでも、この製品が太陽を通じて自然との共生を感じ、「心の安心」を得られるアイテムとして活躍することを期待している。

 なお同製品は「エコプロ Online 2020」(今月28日まで開催)に出展している。

 

三井化学 経営概況、基盤素材の変革方針固める

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2020年11月27日

次世代をにらみ、ICT材料とヘルスケアに注力

 三井化学は26日、オンラインによる経営概況説明会を開催し、今年度中に行う優先順位の高い4つの戦略方針①コロナへの対応②基盤素材の変革方針③ポートフォリオ改革の加速④長期経営計画「VISION2030」策定に向けた取り組み―を中心に今後の事業活動を示した。特にポートフォリオ改革については説明資料で多くの紙幅を割き、成長3領域や新規事業の現況と施策を解説。

橋本社長=経営概況説明会にて
橋本社長=経営概況説明会にて

 モビリティ領域とフード&パッケージング領域では、これまでに行ってきた投資の確実な回収と、新たな成長モデルの早期実現を目指すとともに、特に注力分野と位置づける半導体・電子関連部材を中心とするICT材料分野とヘルスケア領域への積極投資を明らかにした。

 ICT材料分野では、

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帝人フロンティア 着用する化粧品、男性向けウェアタイプを発売

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2020年11月26日

 帝人フロンティアは、身にまとうことで肌荒れを防ぎ、肌に潤いを与える着用する化粧品「ラフィナン」の商品展開を進めているが、このたび新商品として、日本初となる男性向けウェアタイプ化粧品「メンズ用美容ボディパック」を発売した。

着用する化粧品『メンズ用美容ボディパック』
着用する化粧品「メンズ用美容ボディパック」

 今月16日から「ラフィナン」の公式オンラインショップ「糸の美容研究所」(https://www.rakuten.ne.jp/gold/tfr-shop/)や、全国の理美容院などで販売を始めた。Vネックの半袖スタイルで、インナーウェアとしての使用を想定しており、販売価格は5500円(税別)、サイズはMとL、色はブラックとベージュの2色をラインアップした。

 同社が開発した「ラフィナン」は、健康な肌に近い弱酸性の美容成分が配合されている、日本で初めての衣類型の化粧品。肌に直接触れるように着用することで、肌を健やかに保ち、肌荒れを防ぎ、潤いを与える。同シリーズはこれまで女性向けアイテムのみだったが、肌のケアなど美容に関心をもつ男性が増加する中、新たな商品展開として、男性向けアイテム「メンズ用美容ボディパック」を開発した。

 男性向けアイテムの発売により、「ラフィナン」シリーズの展開の拡大を図るとともに、今後、新型コロナウイルスの影響による巣ごもり需要に対応し、女性向けのボディケアやナイトケア用の新アイテムも販売を開始する計画だ。

NECなど AIで化学プラントの運転変更操作を効率化

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2020年11月26日

 日本電気(NEC)、産業技術総合研究所(産総研)、三井化学、オメガシミュレーションの4者はこのほど、AIとシミュレータ上に再現したミラープラントを組み合わせた運転支援システムを構築し、運転員の手動操作と比較して40%効率的な運転ができることを三井化学のプラントで実証したと発表した。同技術により、化学プラント運転の効率化、例えば、運転安定化までの時間短縮による原料やエネルギーの削減が期待される。

化学プラント運転支援システムの効果
化学プラント運転支援システムの効果

 化学プラントでは顧客の多様なニーズに合わせた生産が行われているが、生産量や生産品を変更する運転変更操作は、安全を見ながら操作する必要があるため、運転員が手動で、あるいはベテラン運転員の操作をルールベース化し手順通りに再現するシーケンス制御で行っている。プラント状態はゆるやかに変化するため、最適な状態となるまでの運転変更操作に数時間から半日程度を要することがある。運転変更の試行を繰り返すと原料やエネルギーが無駄になることから、効率化が望まれていた。このような課題に対し、強化学習を代表としたAI技術の研究が進んでいるものの、プラント級の大規模・複雑な対象には対応できなかった。

実証システム
実証システム

 NECと産総研は、プラントなどの大規模で複雑なインフラの効率的な操作とその根拠を合わせて提示できるAI技術「論理思考AI」を開発。これまで人が行ってこなかった操作もシミュレータ上で試行することにより、運転員が試行錯誤をしながら複数回行っていた運転変更操作を最適化できるようになった。この最適化した操作を運転員が確認し操作することで、運転変更の時間短縮が可能になる。

 今回、同技術とオメガシミュレーションのミラープラント(オンラインダイナミックシミュレータ)を連携させ、三井化学の訓練用実プラントに適用。その結果、生産量を変更する運転変更操作で、運転員の手動操作と比較して操作時間を40%短縮できることを確認した。

 

三井化学 ファーマラボEXPOに敗血症用試薬など出展

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2020年11月26日

 三井化学は、27日まで幕張メッセで開催されている医薬品研究に特化した専門技術展「第2回ファーマラボEXPO東京」に出展している。

細菌迅速同定用PCR試薬キット
細菌迅速同定用PCR試薬キット

 同社は富山大学と共に、敗血症の原因菌を迅速に同定する新たな検査法「Tm mapping法」の製品化を進めており、今回、研究用試薬として「細菌迅速同定用PCR試薬キット」を展示するほか、「細菌DNA抽出キット」などユニークな技術や製品を紹介する。ブース番号は30-32(バイオ研究ゾーン)。

 

SEMICONジャパン 充実したカンファレンス注目

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2020年11月26日

 SEMIジャパンは25日、初のオンライン開催となる「SEMICON JAPAN Virtual」について、事前説明会を開催した。

浜島雅彦代表
浜島雅彦代表

 浜島雅彦代表は「コロナ禍によって思いもかけない状況だが、オンラインの力を大いに発揮し、初のバーチャルとなるSEMICON Japanを成功させたい」と抱負を述べた。そして、「半導体は、

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