クラレ バイオ由来ガスバリア材を日本包装産業展に出展

, , ,

2019年10月23日

 クラレは、29日から幕張メッセで開催される「JAPAN PACK 2019(日本包装産業展)」に出展する。

「PLANTIC」を使用したコーヒーパウチ
「PLANTIC」を使用したコーヒーパウチ

 同展は、包装業界と関連業界の国内外の最新鋭機器・技術・サービスと、そのユーザー・バイヤーが一堂に会する2年に一度の展示イベント。同社はCLOMA(クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス)展示コーナー内で、環境対応型包装材料のガスバリア材「PLANTIC(プランティック)」と、水溶性フィルム「PVOH」を紹介する。

 「プランティック」は、バイオマス由来の生分解性ガスバリア素材。優れたガスバリア性による食品の品質保持や賞味期限の延長、カーボンニュートラルによりCO2削減に貢献する。他のバイオマス、生分解性素材との組み合わせによる環境性能の高い包装材の設計も可能だ。

 一方、「PVOH」はクラレの技術・ノウハウを生かした水溶性フィルム。水に速やかに溶解する性質により、ゴミの減容化など新たなパッケージングソリューションを提案し、自然環境と生活環境の向上に寄与する。

 なお29日には、同製品に関するプレゼンテーション「水溶性フィルムのサステナブル包装」(午前11時半~午後12時半)を、企画プレゼン会場で行う予定。

LGイノテック 車載用5G通信モジュールを開発

,

2019年10月23日

 韓国LGグループの関連会社で材料・部品メーカーのLGイノテックはこのほど、クアルコムの5G(第5世代移動通信システム)チップをベースとした、車載用通信モジュールを開発したと発表した。同チップを使用し、車載用モジュールとして適用可能レベルにまで開発したのは同社が初めて。

車載用の5G通信モジュール
車載用の5G通信モジュール

 「車載用5G通信モジュール」は、5Gを介して自動車と基地局間でデータを送受信し、無線ネットワーク接続を可能にするもので、車両の内部やルーフ部分の車載通信機器に搭載される。

 横40㎜×縦50㎜×厚さ3.5㎜と、クレジットカードの半分ほどのサイズに、同社の集積・超精密技術で通信チップやメモリ、RF(無線周波数)回路、あらゆるものを自動車とつなぐC‐V2X技術など480余りの部品を組み込みモジュール化した。

 また、モジュールの耐熱性を強化。5Gの特徴である高い発熱と車両ルーフへの直射日光に対しても容易に変形しないように、プラスチック系の新素材を使用し、材料の硬化と塗布過程で新たな工法を適用した。

 車載用途での5G通信モジュールの搭載量は、コネクテッドカーの普及に伴い大幅に増加すると予想される。市場調査機関であるIHSマークイット(IHS Markit)によれば、2023年の世界のコネクテッドカー販売数は、2015年の2400万台から7250万台に達すると予測。販売される自動車の約7割が、外部との通信機能を備えたものになるという。

 LGイノテックは、同モジュールの来年下半期の商用化を目指し、韓国国内をはじめ、日本・米国・欧州のグローバル自動車メーカーや車両部品メーカーを対象とし、プロモーション活動を積極的に推進している。「車載用5G通信モジュール」と次世代自動車の通信部品市場の攻略に乗り出した。

アジア石化市況 エチレンは急落し95ドル安

, , , , , , ,

2019年10月23日

芳香族3製品も下落、需要の悪化が下押し要因に

 アジア地域の9月第4週の石化市況では、エチレンは下値が95ドル/t安、上値が60ドル/t安と大幅に下落し、755~850ドル/tでの取引となった。下値は11週ぶりに800ドル/tを割り込んでいる。

 原油の供給不安が解消する中、世界景気の減速による需要の悪化が懸念されたことが大きな要因。また

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。会員の方はログインしてください . あなたは会員ですか ? 会員について

積水化学 新3階建て住宅を発売、自給自足と縮災機能強化

, , ,

2019年10月23日

 積水化学工業の住宅カンパニーは、エネルギー自給自足を目指す暮らしとレジリエンス機能を強化した、鉄骨系3階建てユニット住宅「新・デシオ」を、今月25日から全国(北海道、沖縄、一部離島地域と積雪地域を除く)で発売する。

3階建て住宅「新・デシオ」
3階建て住宅「新・デシオ」

 住宅カンパニーでは、環境問題と社会課題の解決や盤石な経営基盤の構築を事業の成長力と位置づけ、ESG経営を推進している。「新・デシオ」は、近年多発している自然災害時にも在宅避難を可能にするための備えを搭載し、都市部を中心により多くの顧客に安心を提供していく。

 「新・デシオ」の主な特長には、①蓄電池・電気自動車(EV)、エコキュートに太陽光発電システム(PV)で発電した電力を効率よく活用、②高い耐震性とレジリエンス機能で災害時も安心、③敷地対応力と外観デザインの強化で、より多くのユーザーへの多様な提案が実現などがある。

 PVで発電した余剰電力を、トライブリッドパワコンを活用し蓄電池やEVへ効率良く充電するだけでなく、エコキュートにも活用が可能となったことで、さらなるエネルギー自給自足の暮らしをアシストする。

 また、「VtoHeim」「飲料水貯留システム」「蓄電池自動充電機能」などのレジリエンス機能を採用することで、災害時の移動手段と飲料水、電力を確保し、1日も早い生活再建を目指す「縮災」に寄与する。

 同社は、2017~19年度の中期経営計画「SHIFT2019‐Fusion‐」の中で、住宅事業の戸建てシェアアップの施策の1つとして価格帯別商品ラインアップの強化を進めている。今月に先行して発表した勾配屋根住宅「新・ドマーニ」に続き、今回『新・デシオ』を発売することで、中~高価格帯商品での建て替え受注の増加を狙う。

 なお販売目標は年間400棟、販売価格は3.3㎡あたり84万円台から(消費税別途)。

東洋紡STC 強力PE繊維で競技ウエア生地を共同開発

, , ,

2019年10月21日

東洋紡の「イザナス」を使用した競技ウエア用生地
東洋紡の「イザナス」を使用した競技ウエア用生地

 東洋紡STCはこのほど、デサントと共同でフェンシング競技ウエアのジャケットとパンツ用の生地を開発したと発表した。

 同開発品は、東洋紡の超高強力ポリエチレン繊維「イザナス」を使用した新しい超高強力の生地。有機繊維として最高レベルの強度をもつ「イザナス」と、ポリエステル繊維を独自の技術で混用することで、これまで課題だった洗濯収縮の少ない競技ウエア用の生地を実現した。

東洋紡とデサントが共同開発したフェンシング競技ウエア
東洋紡とデサントが共同開発したフェンシング競技ウエア

 また、特殊な加工工程を設計することにより、「イザナス」の強度を保ちながら、優れた柔軟性を備えた生地にすることができ、ウエアの着用感や動きやすさの向上に貢献する。国際フェンシング連盟が公認試験として定める貫通試験をクリアし、日本製のフェンシング競技ウエアとして、初めて同連盟の承認を受けた。

 東洋紡の「イザナス」は、ピアノ線の約8倍の強度をもつ超高強力ポリエチレン繊維。優れた衝撃吸収性や耐光性、耐薬品性が特長だ。吸水による劣化がなく、水に浮くほどの軽量素材であるため、船舶用ロープや防護手袋のほか、ヘルメットなどの安全用具、釣り糸など、さまざまな用途で採用されている。土木・建築資材の補強をはじめ、高い熱伝導や負膨張性を生かした分野での利用も期待されている。

 東洋紡STCは今後も、高強度でありながらしなやかで耐摩耗性などに優れた、「イザナス」の特性を生かしたスポーツ用衣料向け製品の開発に注力していく。

経産省 8月のエチレン換算輸出入、12万tの出超に

,

2019年10月21日

 経済産業省が17日に発表したエチレン換算輸出入実績によると、8月は12万4000tの出超となった。エチレン換算輸出は前年同月比22.0%増の19万2200tとなり、11カ月連続でプラスとなった。

 輸出上位品目の塩化ビニルモノマーは

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。会員の方はログインしてください . あなたは会員ですか ? 会員について

中国汎用樹脂輸入 8月は前年比で3製品がプラス

2019年10月21日

 PE3品目とも増加、PVCは減少傾向で弱含み

 貿易統計によると中国の8月の汎用樹脂輸入は、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)が前年の水準を上回ったものの、塩化ビニル樹脂(PVC)、ABS樹脂、EPSは下回る結果となった。ただ、前月比で見ると、PVCは28%減、PSは10%減、ABS樹脂は14%減と弱含んでおり、中国経済の減速をうかがわせる状況だ。

 8月の輸入を品目別で見ると、PEは、低密度(LD)が

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。会員の方はログインしてください . あなたは会員ですか ? 会員について

石化協 MMAモノマーの9月の国内出荷は4%減

,

2019年10月18日

 石油化学工業協会が17日に発表した9月のMMA(メタクリル酸メチル)の需給実績によると、モノマーの国内出荷は前年同月比4%減の9060tとなった。

 ポリマーの国内出荷は、押出板・注型板向けが

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。会員の方はログインしてください . あなたは会員ですか ? 会員について

NEDO 防犯映像をAIで検索・分析するサービス開発

, ,

2019年10月18日

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は17日、都内で記者会見を行い、小売店の防犯カメラ映像から来店客の行動や商品を検索・分析するサービス「AI Search(AIサーチ)」を開発したと発表した。

渡邊プロジェクトマネージャー
渡邊プロジェクトマネージャー

 ロボット・AI部の渡邊恒文プロジェクトマネージャーは「NEDOでは『次世代人工知能・ロボット中核技術開発』プロジェクトを進めている。今回の技術は2017年のAIコンテストで採択されたもので、さらにブラッシュアップしたことで今日の発表に至った」とし、「AIの社会実装を加速するためには、技術開発と

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。会員の方はログインしてください . あなたは会員ですか ? 会員について

東海カーボン M&Aの成否は「これからが勝負」と長坂社長

, , , ,

2019年10月18日

 東海カーボンは16日、都内で記者懇談会を開催し、室伏信幸副社長が精錬ライニング事業について、榎谷謙士電極事業部長が電炉製鋼用電極の現状と展望を紹介した。

挨拶をする長坂社長01 最初に挨拶を行った長坂一社長=写真=は「この2年ほどでいろいろなM&Aをやった。世間では成功例として取り上げられているが、決して甘いものではないと思っているし、むしろこれからが東海カーボンの勝負時期だろうと考えている」と述べた。

 その1つ、炭素黒鉛製品メーカーの「TOKAI COBEX(TCX)」の精錬ライニング事業に関して、室伏副社長は同社買収による安定事業基盤とアップサイドシナジーに焦点を当てて説明を行った。

 TCXは現在、3つの事業を展開しており、アルミ精錬用カソードと高炉用ブロックは業界トップシェア、炭素電極は業界2位と、ニッチターゲット市場でトップクラスの存在感がある。このうち、カソード事業の安定性について、室伏副社長は過去の

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。会員の方はログインしてください . あなたは会員ですか ? 会員について