【アジア石化特集・カントリーレポート】韓国 国内需要弱く石化部門は稼働率低下、輸出は米国向け好調

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2019年5月30日

 2018年のGDP成長率は、前年比0.4ポイント減の2.7%となった。2019年のGDPは2.6%とやや低下すると見られている。

 政府の所得支援政策によって個人消費は緩やかに増加するが、世帯収入の伸び悩みと消費者心理の低迷が要因。設備投資については、半導体は回復が期待されるが、

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【アジア石化特集・カントリーレポート】日本 設備高稼働維持も海外市場の競争激化に対応が必要

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2019年5月30日

 2018年の実質GDP成長率は前年比0.8%となった。2017年の1.9%を下回り、年初予想のレベルには達しなかった。輸出の伸び率は3.1%(前年6.8%)へと急激に低下し、個人消費も0.4%(同1.1%)へと減速した。さらに、民間住宅投資(マイナス5.7%)と公共投資(マイナス3.2%)も落ち込んだ。

 景気減速の主な原因は自然災害によるもので、

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ニチバン 新中計がスタートし新製品開発と海外展開に注力

2019年5月29日

 ニチバンは28日、都内で2019年度3月期の決算説明会と4月からスタートした新中期経営計画について説明会を開催した。

堀田社長
堀田社長

 堀田直人社長は決算について「当期は、2011年度からスタートした8カ年にわたる中長期計画「NB100」の最終年度という位置づけだった。創業100周年の節目、企業品質と人材育成、創造・開発の3つを大きな柱とし、30年来の大きな課題であった連結売上高500億円を目指してきたが、残念ながら目標には到達できなかった」と振り返った。

 主な要因として堀田社長は、

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合成ゴム工業会 合成ゴムの3月の出荷量は2カ月連続で減少

2019年5月29日

 合成ゴム工業会がこのほど発表した需給実績によると、3月の合成ゴム全体の出荷量は前年同月比1%減の13万2100tとなり、2ヵ月連続でマイナスとなった。

 出荷量を品目別で見ると、

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日本ソーダ工業会 カセイソーダの3月の出荷合計は2カ月連続でマイナス

2019年5月28日

 日本ソーダ工業会がこのほど発表したによると、3月のカセイソーダの出荷合計は前年同月比微減の34万8000tだった。輸出が同36%増の7万6000tと、前月の大幅減から一転して大幅増になったものの、内需が7%減の27万2千tとなったことで、出荷合計は2カ月連続でマイナスとなった。

 内需を用途別に見ると、

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アジア石化市況 エチレン前週並みで下げ止まり

2019年5月28日

 アジア地域の石化市況では、エチレンは前週並みとなり、5月第1週は960~970ドル/tでの取引となった。下値・上値とも2週連続で1000ドル/tを下回っている状況だ。

 アジア市場において引き続き誘導品の需要が弱く、エチレン市況が低水準となっている。ただ、スプレッドは

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プラ工連 3月の実績は原材料生産・輸出が増加

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2019年5月27日

 日本プラスチック工業連盟はこのほど、定例会見を開き、原材料・製品の生産・輸出入状況などの報告を行った。

 確報となる2月のプラスチック原材料生産状況は、前年同月比5%減の84万3000tで、3カ月ぶりにマイナスだった。ただし、3月の速報では1%増と、前年を若干上回る見込み。3月は主力商品では、ポリエチレンと塩化ビニル樹脂が伸び、ポリプロピレンは前年並み、ポリスチレン(AS樹脂、ABS樹脂を含む)はマイナスとなっている。

 また、2月のプラスチック製品生産状況は、同1%増の47万tだったが、3月の速報では前年割れで推移し、6カ月ぶりにマイナスに転じる見込み。3月は主力のフィルム・シートをはじめ、それに続く機械器具部品、容器(中空成形)、パイプなども軒並み2~4%程度減少したもよう。

 一方、確報となる3月のプラスチック原材料輸出は、2カ月連続で増加した。熱硬化性樹脂の数量は

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フタル酸系可塑剤 4月の国内出荷は9カ月連続で減少

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2019年5月27日

 可塑剤工業会がこのほど発表した需給実績によると、4月のフタル酸系可塑剤の国内出荷は、前年同月比3%減の1万7800tとなり、9カ月連続でマイナスとなった。

 品目別では、

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中国汎用樹脂輸入 3月は3製品が前年比プラス

2019年5月27日

 中国の3月の汎用樹脂輸入は、ポリプロピレン(PP)とABS樹脂が前年割れとなったものの、ポリエチレン(PE)、塩ビ樹脂(PVC)、ポリスチレン(PS)とEPSは前年の水準を上回った。

  3月の輸入を品目別で見ると、PEは、低密度(LD)が同9%増の

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「人とくるまのテクノロジー展2019横浜」開催

2019年5月27日

全景 自動車の最先端技術を集めた「人とくるまのテクノロジー展2019横浜」が22∼24日、横浜市みなとみらいのパシフィコ横浜で開催された。28回目となる今回は624社が出展し、化学メーカーも多数出展した。その中から11社・グループの展示内容を紹介する。

三菱ケミカルホールディングスグループ
 三菱ケミカルや三菱エンジニアリングプラスチックスなどグループ10社で出展した。展示ブースは「CASE」「軽量化」「意匠」「KAITEKI」「環境」の5つのゾーンで構成。このうち、CASEではセンサーやモーター回り、コネクティッドなどに関する技術、軽量化では超極細アクリル繊維や炭素繊維、ガラス長繊維ポリプロピレンなどを使った自動車部材の提案を行った。

 例えば、CASE分野の伸縮性エポキシフィルムは、伸縮性・透明性・耐熱性・耐薬品に優れ、融点がなく、熱分解温度が高いという特徴を生かし、センシングや接着部材として提案した。

 軽量化の超極細アクリル繊維「XAI(サイ)」は、フェルトなど現行の防音部材に混ぜることで、吸・遮音性能が向上する。さらに、数十%混ぜるだけで、吸音性能を維持したまま、約五〇%の軽量化も図れる。

 ブースには30以上の技術・製品を展示し、グループ全体で自動車関連技術をPRしていた。

旭化成
 車室空間のコンセプト・モックアップ「AKXY POD(アクシーポッド)」は、旭化成が考える、搭乗者にとって快適・安全・安心な未来の車室空間をさまざ旭化成まな繊維製品や樹脂製品、センサーなどを用いて具現化したもの。

 2017年に発表した「AKXY」が同社製品を使い、実際に走れる車だったのに対し、アクシーポッドは

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