アジア地域の石化市況では、エチレンが3週連続下落し、10月第2週は1095~1140ドル/tと前週から下値で35ドル安、上値で60ドル安と一段安での取引となった。1100ドル台を割り込むのは
アジア石化市況 エチレンは一段安で1100ドル/t割れに
2018年10月30日
2018年10月30日
2018年10月30日
2018年10月29日
帝人フロンティアは26日、日本初の着用する化粧品「ラフィナン」の新アイテム発売を記念してメディアセミナーを開催し、肌トラブルの現状や新アイテム開発の経緯などを説明した。
最初に皮膚科医で美容皮膚科医でもある宇井千穂氏が「乾燥シーズンの肌トラブルと最近話題の『過剰保湿』、理想的なスキンケア方法」をテーマに講演した。
乾燥肌になるとバリア機能が低下し、細菌の侵入やUVの透過、体内からの水分の蒸発といったトラブルが生じるが、一方で、肌を乾燥から守るために1日に何度も保湿剤を塗ると、肌をこすりすぎてしまったり、成分が肌を荒らしたりする「過剰保湿」になってしまうと宇井氏は指摘した。
こうしたことを防ぐためには、
2018年10月29日
ドイツの特殊化学品メーカーのランクセスは、ポリアミド(PA)6の新製品群「デュレタン・パフォーマンス」を開発した。繰り返しの機械的負荷に対する長期耐久性が、特に自動車のエンジンルームなどボンネット下のプラスチック部品で、需要が高まっていることを受けたもの。
各種グレードを揃えたこの製品は、脈動荷重下での疲労に対して、同じガラス繊維含有量の標準品よりも数倍の耐久性を持つ。今回、新規投入を予定している製品群は、ガラス繊維をそれぞれ30%・35%・40%含有する熱安定性を備えた「デュレタンBKV30PH2.0」「BKV35PH2.0」「BKV40PH2.0」のコンパウンド、ガラス繊維30%で耐衝撃性を強化した「デュレタンBKV130P」コンパウンド。
同社のデュレタン材料の開発専任者・トーマス・リンダー博士は「新製品は、吸気システムやオイルフィルタモジュール、サイドブレーキなど、自動車向け用途をターゲットにしている」と述べ、ドリルなど電動工具のハウジングや構造部品の用途向けにも注力するとしている。
新構造素材では、動的挙動に加えて、静的な機械特性も向上しており、同じガラス繊維含有量の標準品と比べ、高温時の引張強度が上がる。リンダー博士によると、この機械特性によって、PA6をベースとするデュレタン・パフォーマンスは多様な場面で、近年非常に高価となったPA66コンパウンドの代替素材となり、ガラス繊維の含有量を増やさないため、素材の高密度化や部品の重量化を伴うことがないという。
ランクセスは同製品群のさらなる拡充を計画中で、50%と60%のガラス繊維で強化した2つのコンパウンドの発売も予定している。リンダー博士は「こうした素材は、優れた強度と剛性を備えているため、電気・電子モジュールを収める自動車の軽量構造部など、動的負荷を受ける構造部品に最適だ」と述べている。
2018年10月29日
2018年10月26日
デンカは25日、主力工場である青海工場(新潟県糸魚川市)の新総合事務所「Omi Innovation Hub(オーミイノベーションハブ)」が同日竣工したと発表した。建物は地上3階建て(一部地下1階)で、延べ床面積は4173㎡。
これまで同工場敷地の内外に点在していた約300人のスタッフ部門を集約し、現場とコミュニケーションしやすい未来型のレイアウトを採用した。これにより、青海工場のハブ(中枢)として、同工場の一体的・機能的な運営を実現するとともに、部門間の連携の促進を図る。
また、同社の歴史と製品を紹介する独創的な展示スペースをはじめ、地域の人たちに開かれたオープンスペースを設けた。近隣住民・小中学生がデンカに対する理解を深め、相互交流につながる場を提供する。
デンカは2015年に迎えた創業100周年を機に、働く人すべてがイノベーティブになれる環境づくりを進めている。
今年4月からスタートした経営計画「Denka Value-Up」の3つの成長ビジョンである「スペシャリティーの融合体」「持続的成長」「健全な成長」の実現を目指し、今後とも快適で機能的であることに加え、働く人がわくわくし、インスピレーションの創出につながる環境整備を進めていく。
2018年10月25日
2018年10月25日
2018年10月25日
積水化学工業の高機能プラスチックスカンパニーは24日、中国にある同社グループ会社の積水ポリマテック上海の建屋内に、「エレクトロニクス材料技術サービスセンター」を新設したと発表した。
同センターでは、積水化学のエレクトロニクス分野を担う主要製品の評価を行う。同社は今回、上海にエレクトロニクス分野の主要製品の評価施設を設けることで、中国の顧客からの評価依頼に、より迅速に対応するとともに、同社グループのエレクトロニクス分野の多種多様な製品・技術の提案を進め、同分野でのさらなる売上拡大を図る。
また、積水ポリマテック上海には、自動車電装関連製品のショールームも併設しており、新設したセンターとの相乗効果により、EV化や自動運転化などのトレンドを背景として市場が拡大するカーエレクトロニクス領域の開拓も行う考え。
中国では上海のある南東沿岸部を中心に、FPD(フラットパネルディスプレイ)メーカーや半導体メーカー、スマートフォンなどのセットメーカーが集積しており、各社は今後も生産能力を積極的に増強することが見込まれている。
2018年10月24日