フタル酸系可塑剤 4月の国内出荷は9カ月連続で減少

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2019年5月27日

 可塑剤工業会がこのほど発表した需給実績によると、4月のフタル酸系可塑剤の国内出荷は、前年同月比3%減の1万7800tとなり、9カ月連続でマイナスとなった。

 品目別では、

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中国汎用樹脂輸入 3月は3製品が前年比プラス

2019年5月27日

 中国の3月の汎用樹脂輸入は、ポリプロピレン(PP)とABS樹脂が前年割れとなったものの、ポリエチレン(PE)、塩ビ樹脂(PVC)、ポリスチレン(PS)とEPSは前年の水準を上回った。

  3月の輸入を品目別で見ると、PEは、低密度(LD)が同9%増の

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「人とくるまのテクノロジー展2019横浜」開催

2019年5月27日

全景 自動車の最先端技術を集めた「人とくるまのテクノロジー展2019横浜」が22∼24日、横浜市みなとみらいのパシフィコ横浜で開催された。28回目となる今回は624社が出展し、化学メーカーも多数出展した。その中から11社・グループの展示内容を紹介する。

三菱ケミカルホールディングスグループ
 三菱ケミカルや三菱エンジニアリングプラスチックスなどグループ10社で出展した。展示ブースは「CASE」「軽量化」「意匠」「KAITEKI」「環境」の5つのゾーンで構成。このうち、CASEではセンサーやモーター回り、コネクティッドなどに関する技術、軽量化では超極細アクリル繊維や炭素繊維、ガラス長繊維ポリプロピレンなどを使った自動車部材の提案を行った。

 例えば、CASE分野の伸縮性エポキシフィルムは、伸縮性・透明性・耐熱性・耐薬品に優れ、融点がなく、熱分解温度が高いという特徴を生かし、センシングや接着部材として提案した。

 軽量化の超極細アクリル繊維「XAI(サイ)」は、フェルトなど現行の防音部材に混ぜることで、吸・遮音性能が向上する。さらに、数十%混ぜるだけで、吸音性能を維持したまま、約五〇%の軽量化も図れる。

 ブースには30以上の技術・製品を展示し、グループ全体で自動車関連技術をPRしていた。

旭化成
 車室空間のコンセプト・モックアップ「AKXY POD(アクシーポッド)」は、旭化成が考える、搭乗者にとって快適・安全・安心な未来の車室空間をさまざ旭化成まな繊維製品や樹脂製品、センサーなどを用いて具現化したもの。

 2017年に発表した「AKXY」が同社製品を使い、実際に走れる車だったのに対し、アクシーポッドは

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石化協 MMAモノマーの4月の国内出荷は4%増

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2019年5月24日

 石油化学工業協会が23日に発表した4月のMMA(メタクリル酸メチル)の需給実績によると、モノマーの国内出荷は前年同月比4%増の1万341t。

 ポリマーの国内出荷は、押出板・注型板向けが

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汎用四樹脂 4月の国内出荷は全品目が前年実績上回る

2019年5月24日

 業界筋によると、4月の汎用四樹脂の国内出荷は、低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)の4樹脂ともプラスとなった。前年が定修に備えた在庫積み増しが続いていたこともあり、出荷自体がある程度抑え気味の傾向にあった。

 これに対し、今年は定修規模が前年ほどでないこともあり、LDPEでは特に加工紙分野、HDPEでは中空成形分野などの出荷が増加しプラスとなった。PPでは射出成形分野を中心とした主要分野の出荷が大きく増加しプラス。PSは前年に出荷の落ち込みが見られたが、今年は全ての分野で出荷が増加した。

 4月の出荷合計(輸出含む)を品目別で見ると、

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塩ビ樹脂 4月は国内・輸出ともに堅調、総出荷13%増

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2019年5月23日

 塩ビ工業・環境協会(VEC)が22日発表した需給実績によると、4月の塩ビ樹脂(PVC)の総出荷量は前年同月比13%増の13万1200tとなった。

 国内出荷は1%増の8万2000tと前年並みに推移したが、輸出は42%増の4万9300tと大幅に伸長し、4月のPVCの総出荷は

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VEC 横田会長「優れた環境特性を訴求し、需要増へ」

2019年5月23日

 塩ビ工業・環境協会(VEC)は21日、都内で懇親会を開催し、関係者約110名が参加した。

横田会長
横田会長

  横田浩会長(トクヤマ社長)は冒頭のあいさつで、「昨年度の生産と出荷総計は、いずれも3年連続で160万t台を維持した。こうした堅調な塩ビ(PVC)需要が今後も持続することを期待している」と、塩ビの需給実績を振り返り、今年度への期待感を示した。

 2018年度の生産は165万t(前年度比1.6%減)、国内出荷は104万t(同0.7%減)、輸出は59万t(同0.5%減)、出荷総計は164万t(同0.7%減)だった。

 環境対策については、

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