ENEOSの次世代エネルギー戦略 <SAF、合成燃料、CO2フリー水素>

ENEOSグループは、今年5月に公表した「第3次中期経営計画(2023~2025年度)」の基本方針の1つに「エネルギートランジションの実現に向けた取り組みの加速」を掲げる。再生可能エネルギーやSAF(持続可能な航空燃料)、合成燃料、CO2フリー水素、CCS(CO2回収・貯留)、リサイクルなど、同社は強みをもつ事業領域に多角的に取り組むことで、複数想定される
2023年11月17日
2023年11月17日
CNX戦略室 バイオ・合成燃料事業課 課長大沼安志氏/鹿野祐介氏/木村達郎氏
バイオ・合成燃料のSCを構築、元売りの供給責任果たす
出光興産は2030年のビジョンとして「責任ある変革者」を掲げる。各製油所を「CNX(カーボンニュートラルトランスフォーメーション)センター」にする構想を打ち出し、地域特色と需要に応じたCN基地にしていく方針だ。エネルギーのトランジションに向け、次世代エネルギーとしてCN燃料の導入に力を注いでおり、水素やアンモニア、SAF(持続可能な航空燃料)、合成燃料などに全方位で対応する。中でもSAFは
2023年11月17日
2023年11月17日
2023年11月17日
2023年8月23日
2023年8月10日
2023年8月10日
代表執行役シニアバイスプレジデント
チーフサプライチェーンオフィサー 江口幸治氏
2年をめどにSC改革、競争力強化とグローバル展開がカギ
━4月にチーフサプライチェーンオフィサーに就任されました。
私が担当しているのは、サプライチェーン(SC)の原料や資材の購買・調達、物流、それを使った製造に加え、サーキュラーエコノミー(CE)やカーボンニュートラル(CN)などのグリーントランスフォーメーションだ。また、レスポンシブルケアも担っており、コーポレートでは内部統制の推進、SCでは主に環境・安全、輸出入に関わるプロダクトスチュワードシップなどをグローバルに管理している。
━経営方針「Forging the future 未来を拓く」では、SCのスリム化に重点を置いています。
経営方針において、ポートフォリオ改革とともに
2023年8月10日
代表取締役社長 工藤幸四郎氏
ポートフォリオ変革の加速がテーマ、成長軌道に回帰へ
━社長就任から1年が経ちました。
旭化成グループはマテリアル、住宅、ヘルスケアの三領域でビジネスを行っているが、今後、当社がどのように成長を遂げるか、あるいはどのような展開をすべきかを整理し直した1年だった。コロナ禍やウクライナ問題、中国経済の低迷など想定外の事態が起こり業績は打たれはしたが、逆に会社の方向性がクリアになったと考えている。2年目に入っても引き続き厳しい事業環境が続いているが、凝縮された1年を経験したことで、じっくり腰を据えて仕事に取り組む態勢になった。
時代の流れが非常に速いことから、
2023年8月10日
代表取締役社長 橋本 修氏
30年以降に向け新領域・技術を探索、CNは連携深め加速
2030年をターゲットとする長期経営計画「VISION 2030」の達成に向け、ソリューション型ビジネス、サーキュラーエコノミー型ビジネスへの転換を進める三井化学は、その取り組みを加速させている。昨年4月に新設した未来技術創生センターは、2030年以降に目指す同社のあるべき姿を描き、新たな事業領域候補に3つの新領域を選定、研究開発に取りかかった。2050年カーボンニュートラル(CN)の実現に対しては、京葉(千葉県)、堺・泉北(大阪府)各コンビナートでのCN構想を打ち出し近隣会社との連携を促す。激変する事業環境にどう立ち向かっていくのか、その成長戦略を橋本社長に聞いた。
━モビリティ領域が好調です。