【ベンチャー企業との共創】わが国化学産業、生き残りには外部との協業が不可欠

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2023年3月30日

CVC活動が突破口、日本のベンチャー育成も課題

 わが国化学産業は、コロナ禍を契機にポートフォリオ変革の加速を迫られている。石化汎用品は海外での大型設備の稼働により輸出環境が悪化し、また高機能分野ではシリコンサイクルによる半導体材料の低迷、巣ごもり需要の一服によるディスプレイ材料の在庫調整など、急速に事業環境が悪化している。

 なかでもEV市場では、

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《新春インタビュー》出光興産代表取締役社長 木藤俊一氏

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2023年2月2日

 ━2022年を振り返って。

  昨年、世界情勢に最も大きな影響を与えた出来事はロシアによるウクライナ侵攻だ。未だ戦火は止まず長期化の様相を呈している。西側諸国は厳しい経済制裁を発動する一方、ロシアに依存していたLNGなどエネルギーの供給が途絶することで深刻なエネルギー危機が訪れた。石炭などの市況が高騰し、

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《新春インタビュー》日本ゼオン代表取締役社長 田中公章氏

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2023年1月19日

今年はリセッションを想定、挑戦する意識で困難を克服

 ━2022年を振り返って。

 昨年は、ロシアのウクライナ侵攻や急激な円安など、予想を超えた変化や出来事が起こった激動の1年だった。2021年度は売上・利益とも過去最高を更新したが、2022年度は事業環境が一変している。上期(4―9月期)は、

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【新年特集】JSR代表取締役社長兼COO 川橋信夫氏

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2023年1月5日

ダウントレンドは変化のチャンス、技術でマーケット開拓

  ━2022年を振り返って。

 昨年は、4月に祖業であるエラストマー事業をENEOSに譲渡するという大きな節目の年となった。譲渡先であるENEOSと当社で協議を進め、スムーズな移管を完了することができた。一方、社内では不安定な状況の中で新システムの導入も行い、

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【新年特集】東ソー代表取締役社長 桒田 守氏

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2023年1月5日

機能商品に経営資源を集中、脱炭素化と企業成長を両立

 ━昨年の振り返りと、今年の見通しをお聞かせください。

  昨年は世界全体がコロナ禍から回復傾向となる中、2月にロシアがウクライナに侵攻したことでエネルギー供給不安が広がり、一気に原燃料価格が高騰した。また、ゼロコロナ政策によるロックダウンの影響により中国経済が低迷したことや、

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【新年特集】積水化学工業代表取締役社長 加藤敬太氏

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2023年1月5日

コロナ禍でも収益力が向上、次期中期で真価が問われる

  ━2022年の総括をお聞かせください。

 昨年は、ゼロコロナ政策による中国の需要低迷や、ウクライナ紛争に端を発した原燃料価格の高騰の影響を強く受けた。こうした中、当社は高付加価値品の販売拡大、

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【新年特集】レゾナック・ホールディングス代表取締役社長 髙橋秀仁氏

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2023年1月5日

新会社レゾナックが始動、やり切る「覚悟と信念」が重要

  ━昨年を振り返ってください。

 2022年は、上期(1―6月期)までは事業環境は良好だったが、下期(7―12月期)からダウントレンドに入った。業績を押し下げた要因として当社に特徴的なのは、

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【新年特集】三井化学代表取締役社長 橋本 修氏

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2023年1月5日

逆風の中で真価問われる年、共創空間をコアに新ビジネス創出

  22年はウクライナ問題の激化に伴う世界経済の混乱や、特に上期で原燃料価格の上昇や円高が進行し、異常な状態であった。下期に入り、原燃料価格や為替は落ち着いてきたものの、景気後退の様相が顕著になってきた感がある。こうした事業環境の中で、やるべきことは全てやり抜いた。

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【新年特集】旭化成代表取締役社長 工藤幸四郎氏

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2023年1月5日

Aスピリットを胸に、まっすぐ未来を見据えてブレずに前進

  ━社長就任の初年度の手応えはいかがですか。

 当社は昨年、創業100周年を迎えた。今年度からスタートした中期経営計画では、次の100年に向けた新たな挑戦として

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【新年特集】三菱ケミカルグループ執行役エグゼクティブバイスプレジデント 瀧本丈平氏

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2023年1月5日

変化する市場にフォーカス、機能商品の継続的な差異化で対応

  2021年12月に発表した新たな経営方針「Forging the future 未来を拓く」に基づき、スペシャリティ・ケミカル・カンパニーへの変革を進める三菱ケミカルグループ。 「フォーカス」をキーワードに、エレクトロニクス(モビリティ軽量化材料、車載用電池材料、半導体材料など)、ヘルスケア&ライフサイエンス(機能性食品材料、ニュートリション、ワクチンなど)等の成長分野を最重要戦略市場に定めた。組織や事業をスリム化し、両領域に経営資源を集中することで生産性や利益性を改善し、企業成長を図る狙いだ。その一翼を担う機能商品セグメントは、同社の売上収益の30%を占める。多様な製品群をもち、利益性が高く、グローバルにビジネスを展開している。同セグメントの中で、アドバンストソリューションズ所管である瀧本執行役エグゼクティブバイスプレジデントに、その戦略を聞いた。

 ━新経営方針の下での機能商品の位置づけについて。

 機能商品セグメントは、経営方針「Forging the future」の中で掲げたフォーカス市場の製品やサービスの多くを展開している。既存事業をベースに、今後も新たなフォーカス製品や

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