ベンゼンは4週ぶり下落、SMは上昇基調を継続
アジア地域の1月第1週の石化市況では、エチレンは12月第4週比45ドル安の825ドル/tで取引された。ゼロコロナ政策が解除される中、感染拡大により中国の経済が混乱したことや、年末年始の休暇に入ったこともあり、需要家の間で引き合いが弱まった。ナフサとのスプレッドも
2023年2月14日
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2023年2月13日
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2023年2月8日
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2023年2月7日
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三井・ダウ ポリケミカルは6日、同社全製品を2月20日納入分から値上げする、と発表した。対象製品は、アイオノマー樹脂「ハイミラン」、エチレン‐メタクリル酸共重合体「ニュクレル」、アニオン性特殊樹脂「エンティラ」、エチレン‐酢酸ビニル共重合樹脂(EVA樹脂)「エバフレックス」、低密度ポリエチレン「ミラソン」、ヒートシール材料「CMPS」。改定幅はいずれも「20円/kg以上」。
同社は昨年5月にも、電気代や用役費、物流費、副資材、工場メンテナンス用資材、人件費などのコストの大幅上昇を理由に、全製品を対象とした値上げを行った。しかし、コロナ禍からの景気回復、ロシアによるウクライナ侵攻による国際情勢の悪化により原油、天然ガス、鉄鉱石などの資源価格をはじめ様々な原材料の価格は著しく高騰し、特に電気代は想定を超える高騰が継続している。
こうした中、同社はコスト削減に努めているが、電力コスト上昇分を自助努力のみで吸収することは極めて困難と判断。工場の安全操業確保と製品の安定供給を図るため、価格改定を決めた。
2023年2月7日