WTI原油価格は30日、
9月30日のWTI、ブレント、ドバイ原油価格
2021年10月4日
2021年10月4日
2021年10月1日
日本ポリプロは30日、ポリプロピレン全製品を10月21日納入分から値上げすると発表した。改定幅は「10円/kg以上」。
世界経済はコロナ禍による停滞から回復しつつある中、原油の需要は拡大観測が高まっている。一方、OPECプラスの増産ペースは緩やかで、また米国のハリケーン被害の影響も長引き原油価格は大きく上昇している。
国産ナフサ価格も原油価格の上昇に加え、タイトな需給を背景に5万7000円/klを超える水準に上昇することが見込まれており、諸費用も増加している。
こうした中、同社は徹底したコスト削減に努めているものの、今回の原料コストの上昇を自助努力のみで吸収することは困難なため、値上げせざるを得ないと判断した。
なお、前提とした国産ナフサ価格が想定を超えて上昇する場合には、改定幅を変更する可能性もあるとしている。
2021年10月1日
日本ポリエチレンは30日、ポリエチレン(PE)全製品について、10月21日納入分から値上げすると発表した。改定幅は「15円/kg以上」。
世界経済はコロナ禍から回復しつつあり、原油需要の拡大観測が高まっている。一方、OPECプラスの増産ペースは緩やかで、また米国のハリケーン被害の影響も長引く中、原油価格は大きく上昇。国産ナフサ価格も、原油価格の上昇に加えタイトな需給状況を背景に5万7000円/kl超える水準まで上昇することが見込まれ、諸費用も増加している。
こうした厳しい経済環境の下、同社は徹底したコスト削減に努めてきたが、コストの上昇を自助努力のみで吸収することは困難であることから、値上げせざるを得ないと判断した。
2021年10月1日
三菱ケミカルおよび三菱ケミカルメタクリレーツは30日、メタクリル酸エステルの国内価格を10月1日出荷分から値上げすることを決め、取引先との交渉を開始したと発表した。
対象商品は、メタクリル酸エステルのうち、BMA(メタクリル酸ブチル)、IBMA(メタクリル酸イソブチル)、TBMA(メタクリル酸ターシャリーブチル)、HEMA(メタクリル酸ヒドロキシエチル)で、改定幅はいずれも「25円/kg以上」となっている。
メタクリル酸エステルで使用されているブチルアルコール、イソブチルアルコール、ターシャリーブチルアルコール、エチレンオキサイドは、原料ナフサの高騰と固定費などの増加を背景に、4月以降、価格が大幅に上昇しており、ナフサの高止まりを受け、今後もその状況が継続することが見込まれている。
同社は、コスト上昇分を吸収するためにこれまで自助努力を続けてきたものの、これ以上の負担は極めて困難な状況となり、今後も顧客へ良品質の製品を安定的に供給していくためには、値上げせざるを得ないと判断した。
2021年10月1日
2021年9月30日
2021年9月30日
2021年9月30日
誘導品需要が堅調さを維持、域外品の流入も減少
ABS樹脂やアクリル繊維の原料であるアクリロニトリル(AN)は、アジア市況が2200ドル程度の高値圏内で推移している。大手メーカーの旭化成は第1四半期(4-6月期)の決算説明会の際に、第2四半期(7-9月期)の前提条件としてANを平均2100ドル、原料プロピレンとのスプレッドを同1100ドルとしたが、アジア市況は想定以上の水準で推移している状況だ。その背景として、世界経済の回復傾向が強まる中、誘導品の需要が堅調となっていることが挙げられる。中でもABS樹脂は、
2021年9月30日
2021年9月30日