日本ポリエチレン PE製品を値上げ、ナフサ高に対応

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2022年2月16日

 日本ポリエチレンは15日、ポリエチレン(PE)全製品について、3月15日納入分から値上げすると発表した。改定幅は「23円/kg以上」。

 コロナ禍からの経済正常化に向けて原油需要が高まる一方、OPECプラスの増産ペースは緩やかで、またウクライナ情勢の緊迫や北米寒波などの要因も重なり、原油価格は大きく上昇している。国産ナフサ価格についても、原油価格の上昇に加えタイトな需給状況や円安を背景に、7万円/klの水準まで上昇することが見込まれ、またユーティリティなどの諸費用も想定を大きく超えて高騰している。

 こうした中、同社は、徹底したコスト削減に努めているものの、今回のコストの上昇を自助努力のみで吸収することは困難であることから、値上げせざるを得ないと判断した。

アジア石化市況 エチレン4カ月ぶり1000ドル割れ

2022年2月15日

ベンゼンは小幅下落、キシレンは800ドルを回復

 アジア地域の1月第1週の石化市況では、エチレンは昨年12月第4週比60ドル安の975ドル/tでの取引となった。8月第4週以来、約4カ月ぶりに1000ドルを下回っている。昨年終盤から誘導品需要が低迷しており、

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旭化成 「ベンベルグ」「ベンリーゼ」を4月から値上げ

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2022年2月15日

 旭化成は14日、再生セルロール繊維「ベンベルグ」および再生セルロース不織布「ベンリーゼ」について、4月1日出荷分から値上げすると発表した。対象製品と値上げ幅は、「ベンベルグ」の原糸、原綿、紡績糸、生地の全品種、「ベンリーゼ」の全品種とも「現行価格から5%程度アップ」となっている。

 アンモニアなどの諸原料価格やエネルギーコストが急上昇し、自助努力によるコスト吸収の範囲を上回る状況にある。同社は、製品の安定供給維持のためには値上げせざるを得ないと判断した。

DIC 不飽和ポリエステルなど値上げ、コストが上昇

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2022年2月14日

 DICは10日、100%子会社のDICマテリアルが、不飽和ポリエステル樹脂とビニルエステル樹脂について、3月1日納入分から値上げすると発表した。改定幅は、不飽和ポリエステル樹脂が「33円/kg以上」、ビニルエステル樹脂が「40円/kg以上」。

 原油・国産ナフサ価格のさらなる高騰と原料メーカーからの採算是正に伴い、製品の原材料価格は大幅に上昇し、一部の原料では供給問題も継続している。加えて、ユーティリティ費用、物流費、容器費、設備保全などのコスト上昇も続いている。

 同社は、引き続き自助努力による吸収を続けているものの、昨今のコスト上昇を吸収することは極めて困難な状況にあることから、今後の安定供給と事業継続を図るためには、価格改定が避けられないと判断した。

 

クラレ PVA樹脂など4製品値上げ、コスト高を是正

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2022年2月14日

 クラレは10日、ポリビニルアルコール(PVA)樹脂「クラレポバール」「エルバノール」、PVA系樹脂「エクセバール」「モビフレックス」の4製品について、今月14日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は、いずれも国内が「80円/kg」、アジアパシフィック、北米・南米、中東・アフリカが「0.80米ドル/kg」、欧州が「0.70ユーロ/kg」。

 現在、PVA樹脂の需給バランスは急速にタイト化が進んでいる。同社は、対象製品の各種コストの上昇が自助努力によるコスト吸収の範囲を超えていることから、価格改定の実施を決定した。

 

東洋紡 工業用フィルム製品、来月から10%値上げ

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2022年2月10日

 東洋紡は9日、工業用フィルム製品の全銘柄を3月1日出荷分から「現行価格から10%」値上げすると発表した。

 昨今の同製品の原料価格高騰や、燃料費、物流費、設備維持費などの諸経費の上昇が、自助努力の範囲を大きく超えて製造コストを押し上げていることから、製品の安定供給継続のため価格改定が必要と判断した。