財務省 3Q国産ナフサ5万円/kl超と5期連続上昇

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2021年10月29日

原油高・円安基調が背景、4Qは6万円/klも視野

 財務省が28日に発表した貿易統計によると、3Q(7-9月期)の国産ナフサ価格は5万3500円/klとなった。四半期の価格が5万円/kl超となるのは、2018年4Q(10―12月期)の5万4200円/kl以来。前四半期2Q(4-6月期)比5800円高の大幅高で推移し、

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東ソー エチレンアミンを値上げ、原燃料高などに対応

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2021年10月29日

 東ソーは28日、エチレンアミン全品種について、12月1日納入分から値上げすると発表した。改定幅は「現行価格から15%以上」。

 エチレンアミンの世界需要は、アジアを中心に堅調に増加し、一部では供給不足も懸念されている。また原燃料価格、物流費、設備維持・補修費などの上昇は、同社の自助努力の限界を超えており、適正な採算確保が極めて困難な状況となっている。こうした中、今後も安定供給を継続するために価格改定に踏み切った。

信越化学工業 クロロメタン製品を値上げ、採算改善を図る

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2021年10月29日

 信越化学工業は28日、クロロメタン製品の国内向け販売価格について11月15日出荷分から値上げすると発表した。対象製品と改定幅は、メチルクロライドが「20円/kg以上」、メチレンクロライドおよびクロロホルムが「30円/kg以上」となっている。

 同社のクロロメタン事業は、主原料となる天然ガス、メタノール価格の高騰や昨今の燃料価格の急騰による電力価格の上昇、物流費の上昇に加え、製造設備の更新費用の増加により、事業採算が急激に悪化している。同社は、あらゆるコスト低減に努めているが、自社の企業努力だけでは現状の価格水準で採算を確保することは困難なことから、価格改定の実施を決定した。

東ソー 液体カセイソーダ値上げ、国内の安定供給を維持

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2021年10月29日

 東ソーは28日、液体カセイソーダを11月21日出荷分から「20円/kg以上」(固形換算ベース)値上げすると発表した。

 カセイソーダは世界的にも堅調な需要が続く中、供給不足が重なり市況価格は大幅に上昇している。また、国内需要は昨年を上回るペースで推移し、国内の需給バランスのタイト感は継続すると想定されている。

 一方では、近年の物流費高騰、設備更新・補修費の増加、エネルギーコストの上昇も重なり、同製品の収益は大きく悪化、同社の自助努力だけでは吸収が困難な状況にある。このような状況下、同社は国内のカセイソーダ需要に対し、今後もコスト削減や省力化、合理化など、あらゆる施策を実施しながら安定供給を最優先に注力していくものの、引き続き国内向けの安定供給を維持するためにも、価格改定を実施せざるを得ないと判断した。

DIC 有機顔料製品を値上げ、コスト上昇に対応

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2021年10月28日

 DICは27日、有機顔料(アゾ顔料・フタロシアニン顔料)について、11月1日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は「80~400円/kg」。

 昨今、有機顔料の原料において、中国のエネルギー消費に関する規制強化を背景とした化学品の供給量減少、および需要増加などによる需給バランスのひっ迫化を受けた価格高騰が見られている。また、グローバルサプライチェーンの混乱による物流費や生産コストの上昇も継続している。

 こうした中、同社は、これ以上のコスト上昇を自社内で吸収することが極めて困難な状況にあることから、今後の安定供給と事業継続を図るため、値上げせざるを得ないと判断した。

クラレ 液状ゴムとイソブチレン系水溶性樹脂を値上げ

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2021年10月28日

 クラレは27日、液状ゴムおよびイソブチレン系水溶性樹脂「イソバン」について、11月1日出荷分から国内・海外向けの価格を値上げすると発表した。改定幅は、両製品とも国内向け「40円/kg」、海外向け「0.4USドル/kg」となっている。

 昨今の主要原材料価格の高騰や包装資材、ユーティリティを含む各種コストの上昇は、自助努力によるコスト吸収の範囲を超えるものとなっている。こうした状況下、同社は、安定供給の維持と採算改善のため、値上げの実施を決定した。

宇部興産 CPLの10月契約価格、前月比110ドル高

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2021年10月27日

電力制限で中国の稼働が低下、需給タイトが影響

 宇部興産は、ナイロン原料であるカプロラクタム(CPL)について、10月(上旬決め)の韓国・台湾大手向け契約価格を前月比110ドル高の2150ドル/tで決着した。9月は需給バランスが緩和したことで30ドル安となっていたのに対し、10月は一転して大幅な上昇となっている。

 その背景として、中国において電力制限や環境規制の強化により工場の稼働が低下し、国内供給やアジア各国への輸出が難しくなったことが挙げられる。アジア地域では、 “宇部興産 CPLの10月契約価格、前月比110ドル高” の続きを読む