DICはこのほど、電気通信大学(坂本真樹研究室)が保有する感性(触感、質感)とAIに関する特許技術・知財を活用し、新素材開発システムの構築に向け、同大発のベンチャー「感性AI」と共同研究を開始すると発表した。

素材の触感や質感がもたらす感性価値を数値化して客観的に提示する定量化技術を活用し、緻密かつスピーディな新しい素材開発イノベーションの創出を目指す。
自動車業界や
2022年6月27日
2022年6月27日
DICは24日、エポキシ樹脂およびエポキシ樹脂硬化剤製品について、7月7日納入分から値上げすると発表した。対象製品と改定幅は、エポキシ樹脂ではビスフェノールA型が「90円/kg以上」、ビスフェノールF型が「130円/kg以上」、ノボラック型固形/溶液が「110~150円/kg以上」、難燃型が「100円/kg以上」。また、難燃剤が「150円/kg以上」、ノボラック系硬化剤が「130円/kg以上」、アミン系硬化剤が「40円/kg以上」、その他対象製品が「50円/kg以上」となっている。
今年1月に当該製品の値上げを実施した後も、原料ごとの需給バランスをベースにした市況が高騰し、原材料価格が上昇し続けている。加えて、ユーティリティーコストの著しい上昇や急激な為替変動も新たなコスト負担になっている。同社は、これらのコスト上昇を自助努力だけで吸収することは極めて困難な状況にあることから、今後の製品の安定供給と事業継続を図るために、価格改定が避けられないと判断した。
2022年6月22日
2022年6月13日
2022年6月10日
2022年6月2日
DICはこのほど、同社グループが取り扱う顔料製品について、7月1日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は「現行価格の15%まで」(一部改定幅が異なる製品あり)。
景気回復の兆しが見えない中、顔料事業に関わる原材料や資材などのあらゆるコストが上昇し続けており、インフレ圧力が高まっている。また、ロシア・ウクライナ危機や中国・上海市などでのロックダウン(都市封鎖)による不確実性により、グローバルサプライチェーンに悪影響が生じている。
同社は自助努力による対応を継続しているものの、目下のコスト上昇を吸収することは極めて困難であることから、今後の安定供給と事業継続を図るためには、原材料および資材コスト上昇分の値上げが必要と判断した。なお、物流費やエネルギー価格も歴史的な高水準にあるが、今回の改定では輸送サーチャージとエネルギーサーチャージは据え置くとしている。
2022年6月1日
DICは31日、子会社であるDIC北日本ポリマが、フェノール樹脂および尿素メラミン樹脂製品について、6月15日納入分から値上げすると発表した。改定幅は、フェノール樹脂の固形分100%が「45円/kg」、尿素メラミン樹脂の溶液が「15~30円/kg」。なお諸経費分(ユーティリティや物流コスト、容器価格)は別途加算される。
今年3月に価格改定を実施したが、4月以降も原油価格や、主原料となるベンゼン、フェノール、メタノール、尿素、メラミンなどの価格が高騰している。さらにユーティリティーや物流コスト、容器価格も上昇し、樹脂原材料を取り巻く環境は一層厳しさを増している。
同社は、引き続き自助努力による吸収を続けているが、昨今のコスト上昇を吸収することは極めて困難な状況にあることから、今後の安定供給と事業継続を図るために、価格改定が避けられないと判断した。
2022年5月25日
2022年5月18日
2022年5月18日