財務省 第3四半期の国産ナフサは4万200円、前期から大幅安

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2019年10月31日

 財務省が30日に発表した貿易統計によると、今年第3四半期(7-9月期)の国産ナフサ価格は4万200円/klとなり、2四半期ぶりに下落。前期(4-6月期)比で5000円を超える大幅安となった。ドルベースでは513.83ドル/t(同56.37ドル安)、平均為替レートは107.3円/ドルと、同3.1円/ドル円高に振れた。

 今年の国産ナフサ価格を月別に見ると、1月は4万2100円/klと、前年12月から8000円強急落する形で始まり、一段安となった

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塩ビ樹脂 11月のインド向け輸出は40ドル安に

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2019年10月31日

需要は堅調、域外品の流入で需給バランスが緩む

 塩ビ樹脂(PVC)の11月分のアジア輸出価格は、インド向けが前月比40ドル/t安のCFR920ドル/t、中国・その他向けが同30ドル/t安の830ドル/tで決着した。インド向けは3カ月ぶりに下落し、中国向けは2カ月連続で下落基調となっている。

 台湾大手メーカーも、インド向け

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アジア石化市況 エチレンは750ドル/tに続落

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2019年10月29日

芳香族3製品も下落、スチレンモノマー弱含みに

 アジア地域の10月第1週の石化市況では、エチレンは下値が5ドル/t安、上値が50ドル/t安と3週連続で下落し、750~800ドル/tでの取引となった。

 世界経済がダウントレンドとなる中、原油需要が減少するとの見方が強まっているが、中国が国慶節休暇(10月1~7日)に入ったこともあり市況は静かな動きとなった。ただスプレッドは、ナフサが

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アジア石化市況 エチレンは急落し95ドル安

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2019年10月23日

芳香族3製品も下落、需要の悪化が下押し要因に

 アジア地域の9月第4週の石化市況では、エチレンは下値が95ドル/t安、上値が60ドル/t安と大幅に下落し、755~850ドル/tでの取引となった。下値は11週ぶりに800ドル/tを割り込んでいる。

 原油の供給不安が解消する中、世界景気の減速による需要の悪化が懸念されたことが大きな要因。また

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