JXTGエネルギー 12月のベンゼンACPは665ドルに

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2019年12月3日

 JXTGエネルギーは2日、12月分のベンゼンACP(アジア契約価格)を665ドル/tで決着したと発表した。

 11月のアジア域内ベンゼン市況は、原油価格が上昇する中、誘導品の採算悪化に伴う先行き不透明感から上値が重く、小幅な上昇にとどまった。こうした市場環境を反映し、12月契約価格は前月比20ドル/t高で決着した。

 なお、国内価格換算想定値は、78.2円/kg。

アジア石化市況 エチレンの需要回復で3週連続上昇

2019年12月3日

芳香族は3製品とも上昇、SMは下落基調が続く

 アジア地域の11月第2週の石化市況では、エチレンは3週連続上昇と回復傾向が続いており、下値が15ドル/t高、上値が40ドル/t高の750~790ドル/での取引となった。エチレン価格は10月第3週の650ドル/tを底に反転していたが、需要家の購買意欲が改善したことで上昇基調となっている。

 スプレッドも、ナフサ価格が上昇する中、

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財務省 10月の輸入ナフサ価格はCIF3万7000円/kl

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2019年11月29日

 財務省が28日に発表した貿易統計によると、10月の輸入ナフサ価格は497.29ドル/t、CIF3万7000円/kl(為替レート:107.8円/米ドル)となった。なお、諸チャージ「2000円」を加算した国産試算価格は3万9000円/kl。10月の輸入ナフサ価格は、ドルベースで前月比4.56ドル安と5カ月連続で値下がりし、円ベースでも約200円安となった。

 スポットナフサを見ると、2-4月の平均が

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塩ビ樹脂 12月のインド向け輸出は10ドル安に

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2019年11月28日

モンスーン長期化、域外品の流入で需給が緩む

塩ビ樹脂(PVC)の12月分のアジア輸出価格は、インド向けが前月比10ドル/t安のCFR910ドル/t、中国・その他向けも同10ドル/t安の820ドル/tで決着した。インド向けは2カ月連続で下落、中国向けも3カ月連続で下落しており、両国とも軟化傾向が続いている。

 台湾大手メーカーも、インド向け

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アジア石化市況 エチレンは700ドル/t台を回復

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2019年11月26日

ベンゼンは下落基調続く、需給バランスが悪化

 アジア地域の11月第1週の石化市況では、エチレンは2週連続上昇し700ドル/t台を回復、下値が55ドル/t高、上値が30ドル/t高の735~750ドル/tでの取引となった。エチレン価格は先安感から下落基調を強めていたが、割安感が出たことで10月第3週を底に反転。需要家に購買意欲が出たことで前週に引き続き上昇した。スプレッドも52ドル拡大の212ドルと4週ぶりに200ドル/t台に改善している。

 プロピレンは、下値が

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