国内のエチレンセンター 第4四半期はほぼフル稼働に

2018年12月28日

 国内のエチレンセンターは10月以降、各社の定修が明けたことから一段と稼働率が上昇し、第4四半期(10-12月期)は生産能力いっぱいに近いレベルとなっている。

 アジア石化市況は軟化傾向にあるものの、石化の構造改革が進み国内の需給バランスが締まった状況が続いていることが大きな要因だ。

 今年はエチレンセンター6社の定修が順次行われたため、7月の稼働率は2016年2月以来の

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ウレタンMDI 中国スポット市況は軟化傾向

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2018年12月27日

 ウレタン原料であるMDI(ジフェニルメタンジイソシアネート)は、秋以降、下落基調を強めていたが、12月に入りようやく下げ幅が縮小している模様だ。

 足元では、ポリメリックは1300ドル/t程度、モノメリックは2400ドル/t程度の取引となっており、

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旭化成 1月からナイロン66繊維「レオナ」の全品種を値上げ

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2018年12月26日

 旭化成は25日、ナイロン66繊維「レオナ」の全品種を100円/kg値上げすると発表した。来年1月1日出荷分から順次実施する。

 石油化学原料などの主原料価格の高騰により、同製品の製造原価が大幅に上昇している。

 同社は、製造原価の低減に注力してきたが、こうしたコスト上昇分は自助努力で吸収できる範囲を超えているとし、今回、価格改定をせざるを得ないと判断した。

国産ナフサ 原油安で昨年8月以来の4万円台割れ

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2018年12月26日

 C&Fジャパン・スポットナフサ価格は、昨年8月以来となる460ドル/t台にまで下落。WTI原油価格が急落し、1バレル40ドル台で推移していることから、ナフサ価格も軟化傾向を強めている。

 仮にこの状況が継続すれば、

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アジア石化市況 エチレン続落で840ドルに

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2018年12月25日

 アジア地域の石化市況では、エチレンが2週連続で下落し、12月第1週は840~900ドル/tでの取引となった。前週から下値で60ドル安、上値で100ドル安と、下値は2016年2月以来となる800ドル台となった。

 米中貿易摩擦による中国の経済減速に加え、世界景気も不安視されており、需要家の購買意欲が萎んでいる状況だ。ナフサとのスプレッドも

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