アジア石化市況 エチレンは一段安で1100ドル/t割れに

2018年10月30日

 アジア地域の石化市況では、エチレンが3週連続下落し、10月第2週は1095~1140ドル/tと前週から下値で35ドル安、上値で60ドル安と一段安での取引となった。1100ドル台を割り込むのは

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可塑剤大手3社 値上げ交渉が本格化、採算是正が急務に

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2018年10月29日

 可塑剤大手3社の値上げが今月11日までに出揃い、早期決着に向けた関係ユーザーとの交渉が一段と本格化している。8月下旬から騰勢を強める原油・ナフサ価格や、為替レートの円安基調を背景に、各社はフタル酸系可塑剤の値上げを相次いで打ち出した。

 2社に先駆けて最大手のジェイ・プラスが、9月28日にDOP・INP・その他フタレートの16円/kg以上の価格改定を表明した。10月4日には新日本理化がDOP・DINP・DBP・その他フタレートの24円/kg以上を発表。11日にはシージーエスターが、DOP・DINP・DBPの25円/kg、PL-200の15円/kgを打ち出した。

 フタル酸系の主要製品であるDOP・DINPで言えば、

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宇部興産 カプロラクタムの10月価格は前月比70ドル高に

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2018年10月29日

 宇部興産は、ナイロン原料であるカプロラクタム(CPL)の10月の韓国・台湾大手向け契約価格を2240ドル/tで決着。9月の価格(2170ドル/t)に比べ、10月は70ドル高と大幅に上昇した。8、9月は

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WTI原油価格 2カ月ぶりに66ドル台に急落

2018年10月26日

 世界の原油相場では、世界経済が減速するとの見方から、足元のWTI価格は70ドルを大きく割り込み66ドル台の取引となっている。米中貿易摩擦の深刻化や米国金利上昇など、世界経済の減速が懸念され、

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ユニチカ ポリエステルフィルムを40円/kg値上げ

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2018年10月24日

 ユニチカは23日、工業用ポリエステルフィルムを11月11日出荷分から値上げすると発表した。対象製品はポリエステルフィルム「エンブレット」で、改定幅は40円/kg。

 昨年からポリエステルフィルムの主要原料である、PTA(高純度テレフタル酸)やEG(エチレングリコール)の価格が高騰していることに加え、物流費やユーティリティ費用なども、より一層上昇している状況が続いている。

 一方、ポリエステルフィルムは世界的に需要が旺盛で、需給バランスは引き続き締まった環境にある。こうした中、同社は様々な合理化・省力化策を推進してきたが、自助努力による範囲を超えおり、フィルム製品の安定供給を維持するため、今回の価格改定を決定した。