アジア地域の石化市況では、エチレンは3週ぶりに下落し、3月第5週は999~1080ドル/tと下値で66ドル安、上値で15ドル安での取引となった。前週まで2週連続上昇していたが、域外品の流入増加や中国での誘導品需要の低迷により、需要家の購買意欲が低下したもようだ。
スプレッドは、
2019年4月23日
2019年4月23日
2019年4月23日
東ソーは22日、ポリエチレン樹脂全製品を5月21日納入分から12円/kg以上値上げすると発表した。
対象製品は、低密度ポリエチレン「ペトロセン」、直鎖状低密度ポリエチレン「ニポロン‐L」「ニポロン‐Z」、超低密度ポリエチレン「LUMITAC」、高密度ポリエチレン「ニポロンハード」、エチレン酢酸ビニル共重合体「ウルトラセン」、ポリオレフィン系接着性樹脂「メルセン」、高溶融張力ポリエチレン「TOSOH-HMS」。
ポリエチレン樹脂の主原料である国産ナフサ価格は、OPECの減産に加え、産油国の供給不安による原油価格の上昇や円安の継続を背景に騰勢を強めており、4-6月期以降は4万8000円/klを超える水準まで上昇することが予想されている。
同社は徹底したコスト削減に努めているが、こうした急激なコスト事情の悪化は、自助努力のみで吸収することは極めて困難であると判断し、今回の価格改定を決定した。
なお、想定したナフサ価格が大きく変動する場合は、価格改定幅を修正する場合もある、としている。
2019年4月22日
2019年4月19日
2019年4月18日
2019年4月18日
2019年4月17日
プライムポリマーは16日、ポリエチレン(HDPE・LLDPE)とポリプロピレン(PP)を、5月21日納入分から値上げすると発表した。値上げ幅は現行価格から「10円/kg以上」。
主原料である国産ナフサの4-6月期基準価格は、主要産油国による減産や米国による対イラン・ベネズエラ制裁、北アフリカ・中東の政情不安に伴う原油供給減少懸念を背景とした原油価格の上昇に加え、円安も継続していることから、今後は4万8000円/kl超で推移すると見込まれる。
同社は厳しい経済環境下、あらゆるコストダウンに懸命に取り組んでいるが、このようなコストの高騰は自助努力により吸収できる水準を超えるものとなるため 価格改定を求めざるを得ないと判断した。
なお、想定したナフサ基準価格が大きく変動する場合は、修正を求めることもあるとしている。
2019年4月17日
2019年4月16日