アジア石化市況 エチレン10月以来の1100ドル台

2019年3月12日

 アジア地域の石化市況では、中国・旧正月期間(4~10日)明けもエチレンは上昇し、2月第3週は1135~1195ドル/tと10月1週目以来約5カ月ぶりに1100ドル台での取引となった。

 旧正月が明け設備の稼働が徐々に高まる中、春にアジアで複数のプラントが定修を控えていることから玉確保の動きが活発になっている状況だ。スプレッドは、

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JXTGエネルギー 3月のベンゼンACPを625ドル/tで決着

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2019年3月5日

  JXTGエネルギーはこのほど、3月分のベンゼンACP(アジア契約価格)を625ドル/tで決着したと発表した。

 2月のアジア域内ベンゼン市況は、原油価格に連動して上昇した。こうした市場環境を反映し、3月の契約価格は前月比55ドル/t高で決着した。なお、国内価格換算想定値はキロ74.5円。

 

アジア石化市況 旧正月中もエチレンは高値維持

2019年3月5日

 アジア地域の石化市況では、中国・旧正月期間中(4~10日)もエチレンは高値を維持し、2月第2週は1050~1100ドル/tと前週並みの取引となった。OPECの減産や米中貿易交渉の進展を材料に、原油・ナフサ価格が上昇基調となる中、海外トラブル要因に加え、春に定修を控えていることから需要家の購買意欲が強くなっている状況だ。

 スプレッドは、ナフサが上昇したことで前週から

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