アジア石化市況 エチレン長期契約難航で下落基調

2024年2月6日

芳香族は原油高で強含み、SMも1000ドル台回復

 アジア地域の12月第4週の石化市況では、エチレンは前週比10ドル安の850ドル/tで取引された。誘導品需要の低迷により長期契約の交渉が難航している。スポット市場も大きな動きがなく、3週連続の下落となった。スプレッドについては、

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塩ビ 2月のインド向け輸出価格、前月比30ドル高

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2024年2月5日

台湾品や米国品が減少、需給バランスがタイトに

 塩ビ樹脂(PVC)の2月分のアジア輸出価格は、インド向けが前月比30ドル高の850ドル/t、中国その他向けが同20ドル高の765ドル/tで決着した。インドは2ヵ月ぶりに反転したが、堅調な需要に対し、供給量が減少したことが影響している。中国は引き合いが低調で、

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三菱ケミカルG フィルム製品を値上げ、コストが上昇

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2024年2月2日

 三菱ケミカルグループは1日、フィルム製品について、2月13日出荷分から値上げすると発表した。対象製品と値上げ幅は、ポリエステル系シュリンクフィルム「ヒシペット」が「65円/kg」、ポリスチレン系シュリンクフィルム「DXLフィルム」、PLA系シュリンクフィルム「PLABIO」、PLA系二軸延伸フィルム「エコロージュ」が「30円/kg」となっている。

 原料価格の高止まりに加え、製造設備の維持費用、物流費、人件費などコスト上昇により事業環境が悪化している。同社グループは、継続的なコスト削減に鋭意努力してきたものの、現在の価格体系では安定的な製品供給が困難と判断し、今回、価格改定の実施を決定した。

ENEOS 2月のベンゼンACP、前月比100ドル高

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2024年2月2日

 ENEOSは1日、2月分のベンゼンACP(アジア契約価格)を「1010ドル/t」で決着したと発表した。2ヵ月連続で上昇し、昨年10月以来、4ヵ月ぶりに1000ドルを突破した。

 1月のアジアベンゼン需給は、

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アジア石化市況 エチレンは取引少なく5ドル安

2024年1月30日

芳香族は3製品とも下落、原油安と需要減が影響

 アジア地域の12月第2週の石化市況では、エチレンは前週比5ドル安の870ドル/tで取引された。年末に向けてスポット市場に大きな取引が見られない中、原油・ナフサ価格が弱含んだこともあり4週ぶりの下落となっている。スプレッドは

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