KHネオケム 各種化学品を値上げ、原料価格が高騰

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2022年12月23日

 KHネオケムは22日、各種化学品について、2023年1月1日納入分から値上げすると発表した。対象製品は、キョーワノイック‐N、ノナノール、トリデカノールで、改定幅は「20円/kg以上」。

 当該製品は、修繕費やエネルギーコストの上昇、および国際的な需給ひっ迫や為替の影響により、原料価格が高騰するなど厳しい事業環境となっている。同社は、今後も安定供給を維持していくため、価格改定を実施せざるを得ないと判断した。

 

クラレ メタクリル樹脂成形材料を国内外で値上げ

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2022年12月22日

 クラレは21日、メタクリル樹脂成形材料「パラペット」を、2023年1月10日出荷分から国内外で値上げすると発表した。改定幅は国内向けが「20%以上」、輸出向けが「10%以上」。

 対象製品については、主要原材料やユーティリティ、物流費用などを含む各種コストが上昇しており、自助努力によるコスト吸収の範囲を超えるものとなっている。こうした事業環境下、同社は採算改善を行い、安定供給を維持するために、価格改定の実施を決めた。

三菱ケミカルグループ オキソ製品を値上げ、コスト上昇に対応

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2022年12月22日

 三菱ケミカルグループは21日、オキソ製品について、2023年1月4日出荷分から値上げすることを決定し、取引先との交渉を開始したと発表した。

 対象製品は、オキソ製品(2‐エチルヘキサノール、ノルマルブタノール、イソブタノール、ノルマルブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、イソノニルアルコール)で、改定幅は「20円/kg以上」。

 同社グループは6月に価格改定を発表した。しかしその後も、製造にかかる電気・蒸気など用役費の高騰が継続している。さらに昨年から、修繕費を含む固定費、助剤および物流費が上昇している。同社は、今後も安定的な供給を継続するため、価格改定を実施せざるを得ないと判断した。

 

東ソー 液体塩素を値上げ、「20円/kg以上」で実施

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2022年12月22日

 東ソーは21日、液体塩素を2023年1月25日出荷分から「20円/kg以上」値上げすると発表した。対象製品については、国内需要が堅調な中で国内市場は今後もタイトに推移すると想定されている。

 一方、修繕費などの固定費、ユーティリティコスト、物流費といった同製品の製造・販売関連コストは大幅に上昇しており、同社の事業採算は著しく悪化している。

 同社は国内電解メーカーとして、これまで国内の取引先に対し、液体塩素の安定供給に努めてきたが、こうした状況下、国内需要に対して安定生産・安定供給を継続するためには、今回の価格改定が必要と判断した。

アジア石化市況 エチレン3週連続880ドル

2022年12月20日

芳香族は3製品とも下落、スチレンモノマー反転

 アジア地域の11月第1週の石化市況では、エチレンは3週連続となる880ドル/tで取引された。MTO(メタノールt0オレフィン)設備が稼働調整に入ったことで引き合いは出ているものの、川下需要の弱さが継続していることもあり、同レベルが推移している。 スプレッドは、

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三菱ケミカルグループ バイオマスOPSシート開発、透明性を維持

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2022年12月20日

 三菱ケミカルグループは19日、植物由来の樹脂添加剤を配合した二軸延伸ポリスチレンシート「バイオマスOPSシート」を業界で初めて開発したと発表した。

バイオマスOPSシート

 昨今、環境負荷軽減に

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