国内

　石油化学工業協会が21日に発表した主要石化製品18品目の生産実績によると、11月のエチレン生産は前年同月比0.4％減の46万8700tだった。前年同月と同様に定修がなかった。誘導品の生産調整も終盤に入り、

　日本ソーダ工業会がこのほど発表したソーダ工業薬品需給実績によると、10月のカセイソーダの内需は前年同月比0.8％減の24万2100tとなった。14ヵ月連続のマイナスだが、ほぼ前年並みに戻している。自家消費（同9.0％減）は

タイヤ・機械とも持ち直し、輸出も5万t台回復

　合成ゴム工業会がこのほど発表した生産・出荷・在庫実績によると、9月の合成ゴムの出荷量は前年同月比4.0％減の9万8000tとなった。21ヵ月連続のマイナスだが、需要先では持ち直しの動きも出てきており、前月比では約9000tも増加している。

　品目別に見ると、

　石油化学工業協会が発表したエチレン換算輸出入実績によると、9月は13万1700tの出超となった。エチレン換算輸出は前年同月比44.2％増の19万1600tとなり、

　可塑剤工業会が発表した需給実績によると、10月のフタル酸系可塑剤の国内出荷は、前年同月比5.1％増の1万5800tと、2ヵ月ぶりに前年を上回った。

　主要品目では、DOPは

　財務省が29日に発表した貿易統計によると、10月の輸入ナフサ価格は701.04ドル/t、CIF7万2200円/kl（為替レート：148.9円／米ドル）となった。10月は、