日本プラスチック工業連盟がこのほど発表したプラスチック原材料・製品の生産・輸出入状況によると、確報となる9月のプラスチック原材料生産は、前年同月比9%増の89万3000tと7カ月連続のプラスだった。コロナ禍前の2019年同月との比較では5%増と4カ月ぶりにプラスに転じ、1―9月期では
プラ工連10月の実績 原材料生産は堅調、輸入品はPP拡大
2021年12月17日
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2021年12月16日
2021年12月13日
2021年12月10日
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2021年12月1日
2021年11月29日
2021年11月29日
SBRやBRは伸び率鈍化、タイヤ関連に減速感
合成ゴム工業会がこのほど発表した生産・出荷・在庫実績によると、8月の合成ゴムの出荷量は前年同月比8.3%増の10万2600tだった。これで昨年10月から11カ月連続でプラスを継続したが、プラス幅は7月の33.6%増から大幅に縮小している。
その要因として、昨年はコロナ禍の影響で落ち込んだ出荷量が、秋以降に回復傾向を強めたことが挙げられる。2019年の水準までには戻り切っていないものの、今後は伸び率が鈍化することが想定される。
品目別に見ると、