石油化学工業協会が19日に発表した主要石化製品18品目生産実績によると、7月のエチレン生産は前年同月比3.2%減の48万5000tとなった。2月以来、5カ月ぶりに前年実績を下回っている。前年は定修が3社3プラントだったのに対し、今年は定修が2社2プラントだったが、生産量がマイナスとなった。稼働プラントの平均稼働率は、
石化協 7月のエチレン生産3%減、稼働率94%の水準
2021年8月20日
2021年8月20日
2021年7月30日
塩ビ工業・環境協会(VEC)がこのほど発表した需給実績によると、6月の塩ビ樹脂(PVC)の国内出荷は前年同月比18.3%増の9万1300tと3カ月ぶりに9万t台を回復した。硬質用は同13.1%増の4万8200t、軟質用は同23.5%増の2万1200t、電線・その他は同26.1%増の2万1900tといずれもプラスを継続。国内出荷は4カ月連続の前年越えと堅調に推移する中、コロナ禍前の2019年6月との比較でも、硬質用は1.5%増、軟質用は1.9%増、電線・その他は5.3%増とすべての用途で前々年実績を上回っている。
宮島正紀理事(信越化学工業常務執行役員)は7月の定例記者会見で、国内需要について
2021年7月30日
2021年7月27日
2021年7月26日
2021年7月26日
業界筋によると、6月の汎用4樹脂の国内出荷は、低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)とも前月に引き続き5カ月連続で前年を上回る結果となった。前年は、国内の工業生産が底を打ち持ち直しの途上にあったことや、消費動向でも上向きの動きが出始めていたものの出荷水準としては総じて低調だった。それに対し今年は、全樹脂で大幅プラスを継続している。分野別に見ると、ポリオレフィンは総じて出荷が増加した。特にLDPEはフィルム分野、HDPEは中空成形分野、PPでは射出成形分野と押出成形分野の出荷の伸びが目立つ。また、PSでも包装分野を中心として全般的に出荷が増加している。
6月の出荷合計を品目別に見ると、
2021年7月26日
2021年7月21日
2021年7月16日
2021年7月12日
日本ソーダ工業会がこのほど発表したソーダ工業薬品需給実績によると、5月のカセイソーダの内需は前年同月比14.5%増の25万3200tとなり、前月に引き続きプラスとなった。昨年同月がコロナ禍で22万1000t台に落ち込んでいた反動で、大幅な増加となっている。自家消費(同12.3%増)、販売(同15.6%増)ともプラスを継続しており、本格的に内需が回復してきたことが伺われる。
用途別では、化学工業用が “カセイソーダ 5月の内需15%増、輸出はマイナスに” の続きを読む