日本プラスチック板協会 PVC平板の需要は回復基調

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2021年3月12日

 日本プラスチック板協会はこのほど、ポリカーボネート(PC)平板・波板、硬質塩化ビニル(PVC)平板・波板の1月需給実績を発表した。それによると、▽PC平板=生産1188t(前年同月比11%減)、内需1138t、輸出1t、出荷合計1139t(同13%減)、在庫5918t(前月比1%増)▽PC波板=生産523t(前年同月比47%減)、内需518t、輸出44t、出荷合計562t(同22%減)、在庫2595t(前月比2%減)▽硬質PVC平板=生産1128t(前年同月比37%増)、内需1195t(工業用627t、一般用468t、建材用0t)、輸出47t、出荷合計1142t(同22%増)、在庫1953t(前月比微減)▽硬質PVC波板=生産379t(前年同月比41%増)、内需343t、輸出0t、出荷合計343t(前年並み)、在庫1809t(前月比2%増)となった。

 

BTX 昨年はコロナ禍で内需・輸出とも大幅減

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2021年3月11日

PXの需給悪化も背景、今年はベンゼンのみ回復

 日本芳香族工業会はこのほど、2020年のBTX(ベンゼン・トルエン・キシレン)需要実績と2021年の需要見通しを発表した。2020年のBTXの実績は、内需が前年比23%減の701万2000t、輸出が同19%減の252万7000tとなり、需要合計は同22%減の953万9000tと、1000万tを割り込む結果となった。オンライン会見で、BTX委員会の秋山健一委員長(ENEOSアロマ部長)は、「昨年はコロナ禍の影響により、BTX各製品とも需要の成長が鈍化した。加えてキシレンは、

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プラ工連12月実績 生産は減少幅が縮小、輸出は堅調

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2021年3月10日

 日本プラスチック工業連盟がこのほど発表したプラスチック原材料・製品の生産・輸出入状況によると、確報となる11月のプラスチック原材料生産は、前年同月比5%減の84万4000tと9カ月連続で減少した。ただ、6月を底に回復基調にあり、9月以降、減少幅は1桁台にまで改善しており、12月の速報値でも同2%減と回復基調が見られる。

 12月の主要品目の生産状況を見ると、

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OPPフィルム 1月の国内出荷は前年同月比6%減

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2021年3月8日

 日本ポリプロピレンフィルム工業会がこのほど発表した需給実績によると、1月のOPP(延伸ポリプロピレン)フィルムの国内出荷は、前年同月比5.5%減の1万6100tとなり、3カ月連続でマイナス、また、2万t台を割り込む結果となった。

 用途別では、食品用が

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ポリスチレン 1月の国内出荷は4%増、FSも前年並みに

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2021年3月5日

 日本スチレン工業会がこのほど発表した生産出荷実績によると、1月のポリスチレン(PS)の国内出荷は、前年同月比4%増の4万8700tと昨年11月以来2カ月ぶりにプラスとなった。

 国内出荷を用途別で見ると、包装用は

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塩ビ樹脂 1月の総出荷は6%減、国内出荷・輸出とも減少

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2021年3月4日

 塩ビ工業・環境協会(VEC)がこのほど発表した需給実績によると、1月の塩ビ樹脂(PVC)の総出荷量は前年同月比6.2%減の12万4000tとなり、3カ月連続でマイナスとなった。前月比で見ても6.4%減と2カ月連続で減少し、マイナス幅が拡大している。国内出荷は微減で推移しているが、1月の輸出が12.2%減の4万6400tと前年同月比で2桁減となったことが総出荷量の減少につながった。

 斉藤恭彦会長(信越化学工業社長)は先月の定例記者会見で「国内と海外で事業が異なるが、塩ビの需要は世界的に底堅く着実に伸びている」との見解を述べ、海外需要は引き続き堅調だとの見方を示した。

 国内出荷は、前年同月比2.2%減の7万7600tとなり16カ月連続で前年実績を割り込んでいる。製品別では硬質用が同4.7%減、電線・その他が同2.4%減と力強さがなかったのに対し、軟質用は同3.6%増となっており改善の兆しが見えている。なお、1月の生産は同9.5%減の14万t、末在庫は前月比12.4%増の14万5300tだった。

 一方、会見では、進藤秀夫専務理事がトピックスとして、

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合成ゴム 20年の出荷量は前年比14.5%減

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2021年3月4日

コロナ影響大、10月以降回復も120万t割れに

 合成ゴム工業会がこのほど発表した生産・出荷・在庫実績によると、2020年の合成ゴムの出荷量は前年比14.5%減の118万8200tだった。

 昨年は、2019年後半からの中国での自動車生産の減速に加え、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、出荷量は1~9月まで前年同月比を下回って推移。特に4月に緊急事態宣言が発出されたことで5月の出荷量は前年同月比54.9%まで落ち込んだ。その後、6月以降は徐々に持ち直し、自動車生産が本格的に回復した10~12月はプラスに転じている。しかし、それまでのマイナス分をカバーできず2020年の合成ゴムの出荷量は120万tを割り込む結果となった。

 品目別に見ると、SBRは

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カセイソーダ 20年の内需は6%減、輸出は4年連続増加

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2021年2月26日

 日本ソーダ工業会がこのほど発表したソーダ工業薬品需給実績によると、2020年(暦年)のカセイソーダの内需は前年比5.8%減の301万5600tとなった。2017年の338万7200tをピークに3年連続で減少傾向が続いている。

 用途別では、化学工業用が

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財務省 1月の輸入ナフサ価格はCIF3万1800円/kl

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2021年2月26日

 財務省が25日に発表した貿易統計によると、1月の輸入ナフサ価格は441.59ドル/t、CIF3万1800円/kl(為替レート:103.8円/米ドル)となった。なお、諸チャージ「2000円」を加算した国産試算価格は3万3800円/kl。

 1月の輸入ナフサ価格は、ドルベースで

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石化協 MMAモノマー、1月の国内出荷は微減に

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2021年2月25日

 石油化学工業協会が22日に発表した1月のMMA(メタクリル酸メチル)の需給実績によると、モノマーの国内出荷は前年同月比微減の9430tとなった。ポリマーの国内出荷は、押出板・注型板向けが

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