経産省 エチレン用輸入ナフサ、2万9200円と微増

,

2020年12月24日

 経済産業省が23日に発表したエチレン用輸入ナフサ通関実績によると、11月の輸入単価は405.2ドル/t、円換算で2万9187円/kl(為替:104・7円/ドル)となり、前月の2万9089円から微増となった。ドルベースでは前月比5.2ドル高、円換算では同98円高となり、いずれも2カ月ぶりに上昇している。

経産省 11月のエチレン生産は9カ月連続でマイナスに

,

2020年12月24日

 経済産業省が23日に発表したエチレン生産速報によると、11月の生産量は前年同月比2.2%減の54万tとなり、9カ月連続で前年実績を下回った。前月比では4.1%増と2カ月連続でプラスとなっている。前年同月は定修がなかったのに対し、11月は1プラントの定修があったことが影響したと見られる。

合成ゴム 9月の出荷量は前年比2%減まで回復

,

2020年12月23日

需要は持ち直し、前月比では四ヵ月連続でプラス

 合成ゴム工業会がこのほど発表した生産・出荷・在庫実績によると、9月の合成ゴムの出荷量は前年同月比1.7%減の11万5000tだった。12カ月連続で前年割れとなったが、ほぼ前年並みまで回復。前月比で見ても4カ月連続でプラス、6カ月ぶりに11万t台となっている。

 9月を品目別で見てみると、 “合成ゴム 9月の出荷量は前年比2%減まで回復” の続きを読む

塩ビ樹脂 11月の総出荷は12%減、定修要因で輸出減少

, , , ,

2020年12月22日

 塩ビ工業・環境協会(VEC)がこのほど発表した需給実績によると、11月の塩ビ樹脂(PVC)の総出荷量は前年同月比11.8%減の13万1000tとなり、2カ月ぶりにマイナスに転じた。5月以降、前年実績を上回ってきた輸出が、同18.8%減の4万7200tと2桁減で推移したのが主な要因。

 ただ、斉藤恭彦会長(信越化学工業社長)は16日の定例記者会見で

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

ABS樹脂 11月の総出荷は2%増、2カ月連続でプラス

,

2020年12月21日

 日本ABS樹脂工業会がこのほど発表した出荷実績によると、11月の総出荷量は前年同期比2%増の2万9200tとなり、2カ月連続でプラスとなった。ただ、再び3万t台を割り込んでおり、需要にまだ力強さが見られていない状況だ。

 国内出荷は同4%減の1万8900t、輸出は同13%増の1万300tだった。輸出は9月以降2桁台の伸びが続いている。ただ前月比で見ると国内出荷、輸出とも減少した。国内出荷は前月比4%減と3カ月ぶりにマイナスとなっており、国内需要はまだ本格的な回復とはなっていないようだ。輸出も前月比9%減とやや調整が入ったと見られる。

 11月の国内出荷を用途別で見ると、

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

石化協 11月のMMAモノマー国内出荷は16%増

, ,

2020年12月18日

 石油化学工業協会が17日に発表した11月のMMA(メタクリル酸メチル)の需給実績によると、モノマーの国内出荷は前年同月比16%増の1万2290tとなった。ポリマーの国内出荷は、

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

汎用4樹脂 11月の国内出荷はPEとPPがマイナスに

,

2020年12月18日

 業界筋によると、11月の汎用4樹脂の国内出荷は、低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリプロピレン(PP)は前年を下回り、ポリスチレン(PS)は前年を上回った。コロナ禍の落ち込みから、国内産業の生産活動や消費動向の持ち直しにより前月にプラスとなった反動が出たものとみられる。PEではフィルム分野の出荷が低調で推移しているほか、フィルム分野以外のほとんどの分野でも出荷が減少した。PPでは射出成形分野はほぼ前年並みの出荷となったが、フィルム、繊維、押出成形分野の出荷が前年を下回った。PSはFS用途以外の出荷が増加に転じた。

 11月の出荷合計を品目別に見ると、

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

石化協 11月のエチレン生産は2%減、稼働率94%に低下

, ,

2020年12月18日

 石油化学工業協会が17日に発表した主要石化製品18品目生産実績によると、11月のエチレン生産は前年同月比2.1%減の54万tだった。稼働プラントの平均稼働率は94.4%となり、前月から1.4ポイント低下している。

 他の17品目については、

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

プラ工連10月実績 製品は生産回復し、輸出入はプラスに

,

2020年12月16日

 日本プラスチック工業連盟がこのほど発表したプラスチック原材料・製品の生産・輸出入状況によると、確報となる9月のプラスチック原材料生産は、前年同月比4%減の81万5000tと7カ月連続で減少した。マイナス基調は続くものの、8月の同10%減からは大幅に改善。10月の速報では同7%減とやや後退しているが、出荷ベースでは前年並みで推移していることから、需要回復の兆しが伺える。

 10月の主要品目の生産を見ると、ポリプロピレンは “プラ工連10月実績 製品は生産回復し、輸出入はプラスに” の続きを読む