汎用4樹脂 2月の国内出荷はすべてが前年比プラスに

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2021年3月19日

 業界筋によると、2月の汎用4樹脂の国内出荷は、低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)とも前年を上回る結果となった。前年の出荷が弱含んでいたことも背景にある。

 LDPEではフィルム分野での復調が見られ始めているほか、HDPEは中空成形分野、射出成形分野の出荷が増加した。PPは射出成形分野の出荷増がけん引している。PSは数量の多い包装分野を中心に全出荷分野が前年実績を上回った。

 2月の出荷合計を品目別に見ると、

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石化協 2月のエチレン生産は7%減、稼働率94%に低下

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2021年3月19日

 石油化学工業協会が18日に発表した主要石化製品18品目生産実績によると、2月のエチレン生産は前年同月比6.8%減の48万7100tだった。稼働プラントの平均稼働率は93.8%となり、前月から5.4ポイント低下している。

 他の17品目については、

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経産省 1月のエチレン換算輸出入は14万7000tの出超

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2021年3月18日

 経済産業省が17日に発表したエチレン換算輸出入実績によると、1月は14万6600tの出超となった。エチレン換算輸出は前年同月比15.4%増の19万9500tとなり、6カ月連続でプラス。主要品目のエチレンは

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経産省 2月のエチレン生産は5カ月ぶりに50万t割れ

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2021年3月18日

 経済産業省が17日に発表したエチレン生産速報によると、2月の生産量は前年同月比6.8%減の48万7100tとなり、昨年9月以来5カ月ぶりに50万tを割り込んだ。前月比でも10.0%減と2桁マイナスとなっている。当月も前年同月と同様に定修を行っていたプラントがなかったものの、コロナ対策として緊急事態宣言が発出されたため、稼働調整が入ったと見られる。

ABS樹脂 2月の出荷は10%増、4カ月連続でプラスに

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2021年3月17日

 日本ABS樹脂工業会がこのほど発表した出荷実績によると、2月の総出荷量は前年比10%増の2万9200tと4カ月連続プラスとなった。3万t割れが続いたが、以前に比べて安定的な出荷となってきたようだ。国内出荷は同9%増の1万9300t、輸出が同13%増の9900tだった。輸出は昨年10月以降、5カ月連続で2桁台の伸びが続いているが、1万t台を下回る結果となった。

 2月の国内出荷を用途別で見ると、

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フタル酸系可塑剤 1月の国内出荷は2カ月連続プラス

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2021年3月15日

 可塑剤工業会がこのほど発表した需給実績によると、1月のフタル酸系可塑剤の国内出荷は、前年同月比9.4%増の1万7000tとなり、2カ月連続のプラスとなった。品目別では、

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日本プラスチック板協会 PVC平板の需要は回復基調

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2021年3月12日

 日本プラスチック板協会はこのほど、ポリカーボネート(PC)平板・波板、硬質塩化ビニル(PVC)平板・波板の1月需給実績を発表した。それによると、▽PC平板=生産1188t(前年同月比11%減)、内需1138t、輸出1t、出荷合計1139t(同13%減)、在庫5918t(前月比1%増)▽PC波板=生産523t(前年同月比47%減)、内需518t、輸出44t、出荷合計562t(同22%減)、在庫2595t(前月比2%減)▽硬質PVC平板=生産1128t(前年同月比37%増)、内需1195t(工業用627t、一般用468t、建材用0t)、輸出47t、出荷合計1142t(同22%増)、在庫1953t(前月比微減)▽硬質PVC波板=生産379t(前年同月比41%増)、内需343t、輸出0t、出荷合計343t(前年並み)、在庫1809t(前月比2%増)となった。

 

BTX 昨年はコロナ禍で内需・輸出とも大幅減

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2021年3月11日

PXの需給悪化も背景、今年はベンゼンのみ回復

 日本芳香族工業会はこのほど、2020年のBTX(ベンゼン・トルエン・キシレン)需要実績と2021年の需要見通しを発表した。2020年のBTXの実績は、内需が前年比23%減の701万2000t、輸出が同19%減の252万7000tとなり、需要合計は同22%減の953万9000tと、1000万tを割り込む結果となった。オンライン会見で、BTX委員会の秋山健一委員長(ENEOSアロマ部長)は、「昨年はコロナ禍の影響により、BTX各製品とも需要の成長が鈍化した。加えてキシレンは、

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プラ工連12月実績 生産は減少幅が縮小、輸出は堅調

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2021年3月10日

 日本プラスチック工業連盟がこのほど発表したプラスチック原材料・製品の生産・輸出入状況によると、確報となる11月のプラスチック原材料生産は、前年同月比5%減の84万4000tと9カ月連続で減少した。ただ、6月を底に回復基調にあり、9月以降、減少幅は1桁台にまで改善しており、12月の速報値でも同2%減と回復基調が見られる。

 12月の主要品目の生産状況を見ると、

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