汎用4樹脂 10月国内出荷はPEとPPが前年比プラスに

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2020年11月24日

 業界筋によると、10月の汎用4樹脂の国内出荷は、低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリプロピレン(PP)は前年を上回り、ポリスチレン(PS)は前年を下回った。コロナ禍の落ち込みから、国内産業の生産活動や消費動向の持ち直しの動きが見られたことが背景にある。

 PEではフィルム分野の出荷は前年を下回るも、LDPEでは前年割れが続いていた加工紙分野がプラスに転じたほか、HDPEの中空成形分野、射出成形分野は引き続きプラスとなった。またPPでは、射出成形分野の出荷が前月に続いて前年を上回った。PSは雑貨・産業用をはじめ全分野で出荷が前年を下回った。

 10月の出荷合計を品目別に見ると、

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石化協 10月のエチレン生産は7%減、稼働率96%に上昇

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2020年11月24日

 石油化学工業協会が19日に発表した主要石化製品18品目生産実績によると、10月のエチレン生産は前年同月比7.0%減の51万9100tだった。稼働プラントの平均稼働率は96.1%となり、前月から3.1ポイント上昇している。

 他の17品目については、

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経産省 9月のエチレン換算輸出入は16万3000tの出超に

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2020年11月19日

 経済産業省が18日に発表したエチレン換算輸出入実績によると、9月は16万3400tの出超となった。エチレン換算輸出は前年同月比8.9%増の23万500tとなり、2カ月連続でプラスとなった。スチレンモノマーは大幅に減少したが、ポリエチレン(低密度、高密度)やエチレン酢ビコポリマー、エチレングリコールなどが2桁増と大幅に伸びたことが背景にある。

 一方、輸入は

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経産省 10月のエチレン生産は8カ月連続でマイナスに

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2020年11月19日

 経済産業省が18日に発表したエチレン生産速報によると、10月の生産量は前年同月比7.1%減の51万9100tとなり、8カ月連続で前年実績を下回った。前月比では6.5%増とプラスに転じている。前年同月は定修がなかったのに対し、10月は1プラントの定修があったことが影響したと見られる。

経産省 エチレン用輸入ナフサ、2万9100円と微減

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2020年11月19日

 経済産業省が18日に発表したエチレン用輸入ナフサ通関実績によると、10月の輸入単価は400ドル/t、円換算で2万9089円/kl(為替:105.5円/ドル)となり、前月の2万9397円から微減となった。ドルベースでは前月比1.5ドル安、円換算でも同308円安となり、いずれも4カ月ぶりに値下がりした。

 

ABS樹脂 10月の総出荷は4%増、1年半ぶりにプラスに

2020年11月17日

 日本ABS樹脂工業会がこのほど発表した出荷実績によると、10月の総出荷量は前年同期比4%増の3万1200tとなった。昨年4月以来、約1年半ぶりにプラスに転じている。また3万t台を回復したのは

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カセイソーダ 9月の内需は9%減、輸出は大幅プラスに

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2020年11月12日

 日本ソーダ工業会がこのほど発表したソーダ工業薬品需給実績によると、9月のカセイソーダの内需は前年同月比8.7%減の23万8200tとなり、昨年5月以降、17カ月連続でマイナスとなった。

 用途別では、化学工業用が

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中国汎用樹脂輸入 9月は3品目が前年比プラス

2020年11月11日

PVCは3カ月ぶりマイナス、米国PEは高水準

 中国の9月の汎用樹脂輸入は、前年比プラスとマイナスが3品目ずつとなり、まだら模様の結果となった。ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)、ABS樹脂などは高水準な輸入量が継続しており、中国での自動車や家電などの生産が好調であること示している。それに対し塩ビ樹脂(PVC)は、5カ月ぶりにマイナスとなり、10万tを割り込んだ。6月以降は2.5倍程度に急増していたため、調整が入ったと見られる。

 9月の輸入を品目別で見ると、PEは、

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フタル酸系可塑剤 1-9月期の国内出荷は14%減少

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2020年11月6日

 可塑剤工業会がこのほど発表した需給実績によると、2020年3Q(1-9月期)のフタル酸系可塑剤の国内出荷は、前年同期比13.7%減の12万8600tだった。

 品目別に見ると、DOPは

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