日本プラスチック工業連盟がこのほど発表したプラスチック原材料・製品の生産・輸出入状況によると、確報となる3月のプラスチック原材料生産は、前年同月比11%減の79万6000tとマイナスに転じた。4月の速報でも同12%減で推移しており、主要品目のポリエチレンやポリプロピレン、塩化ビニル樹脂は2カ月連続、ポリスチレン(AS樹脂、ABS樹脂含む)は5カ月連続でそれぞれ減少した。
3月のプラスチック製品生産は、
2020年6月24日
2020年6月23日
2020年6月22日
2020年6月19日
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業界筋によると、5月の汎用4樹脂の国内出荷は、すべての樹脂で前月比、前年同月比ともにマイナスとなった。近年の5月の出荷量としていずれも最低レベルとなっている。連休に伴い営業日数が減少する中、緊急事態宣言下の消費動向は前月に比べ改善傾向が見られたものの依然として厳しい状況が継続した。また、産業分野での輸送機械関連などを中心とした生産面のマイナス影響も出ている。
前年比で分野別に見ると、主用途であるポリエチレン(LDPE、HDPE)のフィルム分野、ポリプロピレン(PP)の射出成形分野、ポリスチレン(PS)の包装分野の出荷で大幅な減少が見られた。
5月の品目別の出荷合計は、LDPEは
2020年6月19日
2020年6月18日
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2020年6月18日
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