プラ工連4月の実績 原材料生産は大幅減続く、製品も低調

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2020年6月24日

 日本プラスチック工業連盟がこのほど発表したプラスチック原材料・製品の生産・輸出入状況によると、確報となる3月のプラスチック原材料生産は、前年同月比11%減の79万6000tとマイナスに転じた。4月の速報でも同12%減で推移しており、主要品目のポリエチレンやポリプロピレン、塩化ビニル樹脂は2カ月連続、ポリスチレン(AS樹脂、ABS樹脂含む)は5カ月連続でそれぞれ減少した。

 3月のプラスチック製品生産は、

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ポリスチレン 5月国内出荷は21%減、コロナで大幅減に

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2020年6月23日

 日本スチレン工業会がこのほど発表した需給実績によると、5月のポリスチレン(PS)の国内出荷は、前年同月比21%減の4万2800tと、2月以来3カ月ぶりに4万t台に落ち込んだ。大型連休に入り誘導品メーカーの稼働日が減少したことに加え、コロナ影響で需要が冷え込んだことが背景にある。前月比でも17%減少しており、緊急事態宣言で人やモノの動きが停滞したことが伺える。

 用途別で見ると、包装用が

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石化協 MMAモノマー、5月の国内出荷は35%減に

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2020年6月19日

 石油化学工業協会が18日に発表した5月のMMA(メタクリル酸メチル)の需給実績によると、モノマーの国内出荷は前年同月比35%減の7047t。ポリマーの押出板・注型板向けが同42%増の2553t、成形材料向けは同33%減の2777tだった。

 輸出は

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汎用四樹脂 5月の国内出荷は近年で最低レベルを記録

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2020年6月19日

 業界筋によると、5月の汎用4樹脂の国内出荷は、すべての樹脂で前月比、前年同月比ともにマイナスとなった。近年の5月の出荷量としていずれも最低レベルとなっている。連休に伴い営業日数が減少する中、緊急事態宣言下の消費動向は前月に比べ改善傾向が見られたものの依然として厳しい状況が継続した。また、産業分野での輸送機械関連などを中心とした生産面のマイナス影響も出ている。

 前年比で分野別に見ると、主用途であるポリエチレン(LDPE、HDPE)のフィルム分野、ポリプロピレン(PP)の射出成形分野、ポリスチレン(PS)の包装分野の出荷で大幅な減少が見られた。

 5月の品目別の出荷合計は、LDPEは

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石化協 5月エチレン生産は13%減、稼働率90%割れに

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2020年6月19日

 石油化学工業協会が18日に発表した主要石化製品18品目生産実績によると、5月のエチレン生産は前年同月比12.6%減の43万8400tだった。

 稼働プラントの平均稼働率は89.4%と前月(91.4%)から2ポイント低下。3月以来、再び好不調の節目となる90%を下回った。定期修理に伴うエチレンなどの大幅減産に加え、各誘導品の生産も前年を下回る品目が目立っている状況だ。

 エチレン以外の品目については、

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日本プラ板協会 4月のPC、PVC波板の出荷は前月比増加

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2020年6月18日

 日本プラスチック板協会はこのほど、ポリカーボネート(PC)平板・波板、硬質塩化ビニル平板・波板の4月需給実績を発表した。

 それによると▽PC平板=

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経産省 5月のエチレン生産は3カ月連続でマイナスに

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2020年6月18日

 経済産業省が17日に発表したエチレン生産速報によると、5月の生産量は前年同月比12.6%減の43万8400tとなり、3カ月連続で前年実績を下回った。前月比でも5.7%減とマイナスとなっている。前年同月は定修が1プラントだったが、5月は2プラントで定修があったことで、2桁減になったと見られる。