可塑剤工業会がこのほど発表した需給実績によると、10月のの国内出荷は、前年同月比2.1%増の1万8900tとなり、13カ月ぶりにプラスに転じた。
品目別では、DOPは
2020年12月8日
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2020年12月4日
2020年12月3日
2020年11月30日
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2020年11月27日
2020年11月26日
2020年11月24日
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業界筋によると、10月の汎用4樹脂の国内出荷は、低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリプロピレン(PP)は前年を上回り、ポリスチレン(PS)は前年を下回った。コロナ禍の落ち込みから、国内産業の生産活動や消費動向の持ち直しの動きが見られたことが背景にある。
PEではフィルム分野の出荷は前年を下回るも、LDPEでは前年割れが続いていた加工紙分野がプラスに転じたほか、HDPEの中空成形分野、射出成形分野は引き続きプラスとなった。またPPでは、射出成形分野の出荷が前月に続いて前年を上回った。PSは雑貨・産業用をはじめ全分野で出荷が前年を下回った。
10月の出荷合計を品目別に見ると、