日本ABS樹脂工業会がこのほど発表した出荷実績によると、9月の総出荷量は前年同月比2%減の2万6800tとなった。国内出荷は同8%減の1万7900t、輸出は同10%増の9000tとなり、どちらも2月並みの水準にまで回復している。特に輸出は、経済が活発化している中国で、ABS樹脂の需要が盛り上がっていることを反映している。前月比で見ても、国内出荷36%増、輸出22%増と大幅に回復しており、ようやく事業環境が好転しつつある。
9月の国内出荷を用途別で見ると、
2020年10月21日
2020年10月19日
2020年10月19日
2020年10月19日
2020年10月16日
2020年10月13日
2020年10月9日
可塑剤工業会がこのほど発表した需給実績によると、8月のフタル酸系可塑剤の国内出荷は、前年同月比6.8%減の1万2300tとなり、11カ月連続で減少した。
品目別では、DOPは同5.9%減の5800t、DBPは同15.9%減の37t、DIDPは同39.3%減の108t、DINPは同7.3%減の5700t、その他は同微減の705tだった。
一方、財務省貿易統計によると、8月のフタル酸系可塑剤の輸入量は、同25.3%減の2800tと2カ月連続で前年実績を下回った。国内出荷と合算した内需は同10.8%減の1万5100t程度となり、前月に続き2桁減となった。
塩ビ工業・環境協会(VEC)が発表した、塩ビ樹脂の製品別生産出荷実績を見ると、8月の軟質向けは軒並み2桁減で推移。フィルムシートをはじめ、壁紙、レザー、電線など可塑剤の需要業界が振るわなかったことから、可塑剤の内需も伸び悩む結果となったようだ。フタル酸系可塑剤全体の輸入品平均単価は、
2020年10月7日
2020年10月5日
PVCは勢いが止まらず、米国のPEも増加基調
中国の8月の汎用樹脂輸入は、5品目がプラスを継続し、引き続き中国経済が回復基調にあることを示す結果となった。塩ビ樹脂(PVC)は、前年同月比2.5倍と6月以降は勢いが止まらない状況にあり、政府補助金によるインフラ整備や住宅着工の進展が伺われる。またABS樹脂も6月以降は2桁増を継続しており、自動車や家電といった最終製品の生産が高稼働になっていると見られる。それに対しポリエチレン(PE)は、一桁台の伸びに留まった。前月まで大幅に数量を伸ばしていたことから調整が入ったと見られるが、樹脂によって傾向に違いが出てきている。
8月の輸入を品目別で見ると、
2020年10月2日