国内

スポット価格は下落基調も3Q横バイで高値継続

　財務省が30日に発表した貿易統計によると、2Q（4―6月期）の国産ナフサ価格は7万9000円/klだった。1Q（1―3月期）比6500円高と大幅に上昇し、2022年3Q（7―9月期）の8万1400円に次ぐ高値となった。2Qの輸入単価は、

　石油化学工業協会が発表したエチレン換算輸出入実績によると、4月は8万9600tの出超となった。エチレン換算輸出は前年同月比17.2％減の16万6800tとなり、2ヵ月連続でマイナスだった。

　主要品目では、

　日本ポリプロピレンフィルム工業会がこのほど発表した需給実績によると、6月の国内出荷は、OPP（延伸ポリプロピレン）フィルムは8ヵ月連続のプラスとなったのに対し、CPP（無延伸ポリプロピレン）フィルムは再びマイナスとなった。

　OPPフィルムの国内出荷は、

　石油化学工業協会が18日に発表した6月のMMA（メタクリル酸メチル）の需給実績によると、モノマーの国内出荷は前年同月比2％増の8767tと、3ヵ月ぶりのプラスとなった。

　ポリマーの国内出荷は、

クラッカー稼働率80％割れ、PS出荷はプラス

　石油化学工業協会が18日に発表した主要石化製品18品目の生産実績によると、6月のエチレン生産は前年同月比6.7％減の35万7100tだった。前年同月は

　日本ソーダ工業会がこのほど発表したソーダ工業薬品需給実績によると、5月のカセイソーダの内需は前年同月比3.8％増の23万7300tとなり、