カネカ 変性シリコーンポリマー値上げ、8月1日から

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2024年7月10日

 カネカは9日、変成シリコーンポリマー「カネカMSポリマー」、「サイリル」について、8月1日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は「40円/kg以上」。

 国産ナフサ価格上昇の影響により、PPG(ポリプロピレングリコール)およびPO(プロピレンオキサイド)など主原料の価格が上昇。加えて、その他原材料や物流費用などの諸費用も上昇しており、事業収益を大きく圧迫している。

 同社は、コスト圧縮などで事業収益の改善に努めてきたものの、企業努力で吸収できる範囲を大きく超えていることから、今後の安定供給のために価格改定せざるを得ないと判断した。

カネカ 生分解性バイオポリマー、船外機の梱包材に採用

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2024年6月11日

 カネカが展開する「カネカ生分解性バイオポリマー Green Planet」製のフィルムと発泡成型品が、スズキの船外機の梱包資材に採用された。フィルムは船外機の埃除けカバーと付帯部品の袋、発泡成型品は緩衝材に使用される。

船外機完成品梱包。『Green Planet』フィルムを埃除けカバーとして使用(梱包確認用に外装段ボールを切り抜いた写真)

 「Green Planet」は、

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カネカ 「3年の仕掛け」で先端事業の立ち上げ加速

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2024年5月31日

投資額3000億円、バイオ・医療・ポリマーに重点

 カネカはこのほど、中期経営計画(2023~25年度)に替わる計画「3年の仕掛け」2024を発表し、都内で説明会を開催した。

 藤井一彦代表取締役社長は、

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カネカ 生分解性ポリマー、大型テレビ用緩衝材に採用

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2024年5月17日

 カネカはこのほど、生分解性バイオポリマー「グリーンプラネット」を使用した「グリーンプラネット発泡成形品」が、ソニーの大型テレビ用の緩衝材に採用されたと発表した。今夏に発売される85インチの「ブラビア」に使用される。家電製品の緩衝材に同製品を用いるのは世界初となる。

「グリーンプラネット」を採用したTV包装材

 大型で

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カネカの3月期 回復基調の中ファーマの遅れで増収減益

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2024年5月16日

 カネカはこのほど、2024年3月期の連結業績を発表した。売上高は前年比1%増の7623億円、営業利益7%減の326億円、経常利益10%減の292億円、純利益1%増の232億円の増収減益となった。

 当日の説明会で藤井一彦社長は

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カネカ 生分解性ポリマー、JAL機内食の食器に採用

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2024年4月22日

 カネカはこのほど、JALUXと100%バイオマス由来の生分解性ポリマー「グリーンプラネット」を用いたリユース可能な容器を初めて開発し、6月からJAL国際線の機内食で使用する副菜容器に採用されると発表した。

JAL国際線の機内食容器(グリーンプラネット製の副菜容器は上3点)

 JALグループが

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産総研など バイオプラでポリ乳酸の生分解性・物性改善

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2024年4月17日

 産業技術総合研究所(産総研)と神戸大学はこのほど、カネカと共同でポリ乳酸の脆さと生分解性の課題を、微生物による生合成ポリマーをブレンドすることで克服したと発表した。

循環型バイオプラの概念

 ポリ乳酸は代表的なバイオ資源由来プラスチックで、

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カネカの4-12月期 海外需要の低迷などで減収減益

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2024年2月9日

 カネカは8日、2024年3月期第3四半期(4―12月期)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比微減の5647億円、営業利益22%減の216億円、経常利益27%減の194億円、純利益29%減の134億円の減収減益となった。前期の収益水準を上回り、回復が進む。E&Iと

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カネカの上期 マテリアルで海外需要が停滞し減収減益

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2023年11月10日

 カネカは9日、2024年3月期第2四半期(4―9月期)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比3%減の3701億円、営業利益39%減の126億円、経常利益43%減の127億円、純利益46%減の89億円だった。

 セグメント別では、

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