三井化学 PET樹脂値上げ、用役費・物流費が上昇

, ,

2023年3月17日

 三井化学は16日、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂の国内外品を3月25日納入分から値上げすると発表した。改定幅は、国内品(岩国品)が「25円/kg」、輸入品が「4円/kg」。

 対象製品については、最近の燃料・電気代の高騰による用役費の大幅上昇に加え、時間外労働時間規制に伴う「24年問題」を控えた物流費の値上がりも重なり、製造コストの上昇が顕著となっている。同社は、合理化などのコストダウンを講じてきたが、もはや自助努力のみでは吸収できないことから、今後の安定供給の継続のためには、価格改定せざるを得ないと判断した。

三井化学 エラストマー関連製品を値上げ、来月から実施

,

2023年3月14日

 三井化学は13日、エラストマー関連の5製品「タフマー」「三井EPT」「ルーカント」「ビューロン」「アブソートマー」を、4月1日納入分から値上げすると発表した。改定幅は、いずれも「45円/kg以上」。

 対象製品については、エネルギーコストの大幅な上昇により、原材料や副資材、ユーティリティコストが上昇している。また、近年の物流労働環境への対応に伴う物流コストの上昇も顕著であり、今後も続くと見込まれる。こうした厳しい経済環境下、同社はあらゆるコストダウンに取り組んでいるが、コスト上昇は自助努力の範囲を超えていることから、価格改定を決めた。

 

三井化学 S&Pグローバル社のESG格付けに選定

, , ,

2023年3月13日

 三井化学はこのほど、世界的な信用格付会社である米S&Pグローバル社による世界有数のサステナビリティ格付け「The Sustainability Yearbook 2023」で、化学業界内で上位15%以上かつ昨年からのスコア上昇幅が最も高い企業として「Industry Mover」に選定された。三井化学の同選定は2020年の初選定に続く2回目。 

2020年に続く2回目の「Industry Mover」に選定

 同社はその選定理由について、

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

三井化学 人工肩関節分野の米スタートアップに出資

, , , ,

2023年3月13日

 三井化学は10日、同社コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)「321FORCE」を通じ、人工肩関節デバイス・ソフトウェアの開発・販売を行うスタートアップ企業、Shoulder Innovations社(ショルダー・イノベーションズ、米国ミシガン州)への出資を実施したと発表した。 

三井化学は、整形外科領域を成長領域と位置づける。人工肩関節分野のスタートアップに出資した

 ショルダー社は2009年に設立。人工関節の中でも

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

三井化学 環境省ESGアワード、環境企業部門で特別賞

, , , ,

2023年3月6日

 三井化学はこのほど、環境省が主催する第4回「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」の環境サステナブル企業部門で特別賞を受賞したと発表した。

「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」環境サステナブル企業部門特別賞

 同アワードは、

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

三井化学 EO・EO誘導品を値上げ、用役費など上昇で

,

2023年3月2日

 三井化学は1日、エチレンオキサイド(EO)など3製品を3月15日納入分から値上げすると発表した。対象製品と改定幅は、EOが「32~36円/kg」、EO誘導品は、エチレングリコール(EG)が「28~45円/kg」、エタノールアミン(EA)が「41~62円/kg」。

 対象製品については、用役費や物流関連費、設備修繕費などの高騰が続いている。こうしたコストアップは、従来の合理化などによる自助努力だけでは吸収が困難なことから、製品の安定生産・安定供給継続のためには、ナフサ価格の変動分とは別に、価格改定せざるを得ないと判断した。