出光興産はこのほど、同社グループの製品の配送車両とAIによる道路損傷検知技術を活用した、自治体向け道路維持管理サービスの提供を開始したと発表した。
同サービスでは、同社グループの製品を
2023年7月14日
2022年7月1日
2021年12月6日
ランクセスはこのほど、原料の92%が循環型・バイオ原料であるポリアミド6(PA6)コンパウンド製品「デュレタン ブルーBKV60H2.0EF」の提供を開始した。
原料のシクロヘキサンにはバイオベースまたはリサイクルバイオベース、ケミカルリサイクル(CR)で製造したものを使用し、産業用ガラス廃棄物を再利用したガラス繊維を60重量%含有している。
前駆体に使用する代替原料は、化石由来原料の同等物(ドロップインソリューション)と化学的に同一で同じ特性を示すため、従来の化石燃料ベースの同等品「デュレタン ブルーBKV60H2.0EF」と同様に自動車用のフロントエンド、ブレーキペダル、オイルパンなどに使用でき、従来同様の製造ツールと設備で加工できる。
今回の新製品は、同社が循環型・バイオ原料への転換を進める新ブランド「スコープブルー」の最初の製品となる。同ブランドは、50%以上がリサイクルまたはバイオベースの循環型原料からなり、カーボンフットプリントが従来製品より50%以上削減された製品であることを示している。
原料の生産はISCC(国際持続可能性カーボン認証)Plus認証を受けており、同社生産拠点だけでなくサプライヤーから生産されたすべての前駆体にも適用される。同認証で導入されたマスバランス法により、最終製品中の持続可能物原材料の量が決定でき、含有量の透明性担保と追跡が可能になった。
この計算により、再生ガラス繊維を重量比で30%、35%、60%含有するPA6コンパウンド「デュレタンECOBKV30H2.0」「同35」「同60」を発表。また、同繊維を30%含有したポリブチレンテレフタレート(PBT)コンパウンド「ポカンECOB3235」と難燃性「ポカンECOB4239」の発売も予定している。
今後、持続可能原料の含有量を100%にするために、カーボンニュートラルな水素で合成したアンモニアが必要になる。また中期的には、使用する添加剤を持続可能な同等品に置き換えることも計画している。
2021年8月4日
出光興産はこのほど、子会社であるアポロリンクが、全国のサービスステーション(SS)で販売するプライベート商品のブランドを「ZERIOUS(ゼリオズ)」に一新し、今夏より順次SS店舗での提供を開始すると発表した。
「ゼリオズ」は、アポロリンク社内の公募により選定した造語。初のプライベートブランドとしてユーザーに最上のカーケア商品を提供していきたいという思いを込め、①Zeroth(一番最初)、②Zenith(究極・頂点)などを語根とした名称を決定した。
「ゼリオズ」は、キャビンフィルター、ワイパー、エンジン清浄剤、オイルフィルター、バッテリー、タイヤの6商材で展開。商品ごとの市場ニーズを踏まえ、より高品質・高性能な商品を提供する「Premium」と、新車に標準装備されている商品と同等の性能をもった「Standard」の2ラインで提供していく。なお、「Premium」は黒とゴールドを基調とした高級感のあるデザインを、また「Standard」は赤とグレーを基調として、出光興産で4月より展開しているアポロステーションブランドとの調和を図った。
アポロリンクは、「ゼリオズ」ブランドの展開による商品・リテールサポートのほか、最適な提案と正確な作業が出来る人材を育成することで、今後もユーザーのトータルカーライフを支えていく。