経産省、ALPS処理水の海洋放出に向け、具体策を説明

2021年9月10日

 経済産業省は10日、東京電力ホールディングスの福島第一原子力発電所における多核種除去設備(ALPS)等処理水の処分について、オンラインによる説明会を開催した。なお同省は、8月24日に当面取り組むべき対策パッケージを公表している。

原子力発電所事故収束対応室 福田光紀室長

 資源エネルギー庁原子力発電所事故収束対応室の福田光紀室長は『ALPS処理水の海洋放出についてはIAEA(国際原子力機関)が評価しているものの、多くの人が懸念を抱いていると認識している。地元をはじめ様々な関係者に対して、安心が共有されるよう幅広く説明を尽くす努力が必要だ』と語った。

 

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経産省 20年エチレン換算輸出入、180万tの出超

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2021年2月17日

 経済産業省が16日に発表したエチレン換算輸出入実績によると、2020年は180万2700tの出超となった。

 エチレン換算輸出は前年比0.5%増の252万4200t。輸出上位品目の中では、最大輸出品目のエチレン(同6.8%減)がマイナスになったが、

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経産省 1月のエチレン生産は54万1000t台に

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2021年2月17日

 経済産業省が16日に発表したエチレン生産速報によると、1月の生産量は前年同月比4.5%増の54万1400tと11カ月ぶりのプラスとなり、54万t台を回復した。前月比でも0.6%増となり、同様に2カ月ぶりにプラスとなった。当月も前年同月と同様に定修を行っていたプラントはなかったが、事業環境が改善し生産量が持ち直したと見られる。

 

経産省 5月のエチレン換算輸出入は12万9000tの出超に

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2020年7月21日

 経済産業省が17日に発表したエチレン換算輸出入実績によると、5月は12万9000tの出超となった。エチレン換算輸出は前年同月比8.8%減の18万3700tとなり、今年1月以来、

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経産省 6月のエチレン生産は4カ月連続でマイナスに

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2020年7月21日

 経済産業省が17日に発表したエチレン生産速報によると、6月の生産量は前年同月比15.4%減の41万8500tとなり、4カ月連続で前年実績を下回った。

 前月比でも4.5%減とマイナス傾向が続いている。前年同月は定修が2プラントだったが、6月は3プラントで定修があったことで、2桁の大幅マイナスになったと見られる。

 

経産省 石化製品生産能力を調査、ポリプロピレンが増加

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2020年4月27日

 経済産業省はこのほど、2019年12月末時点での主要石化製品および芳香族製品の生産能力調査結果を発表した。

 エチレンの生産能力(定修年)は、前年並みの年産616万2000tとなった。国内のエチレンの需給バランスはウェルバランスを継続しており、2019年の稼働率は平均95.4%とフル稼働となっている。しかし、今年に入り1月は91.0%に低下。2月は95.0%とフル稼働に戻したものの、3月は一転して88.7%と好不調の節目となる90%稼働を大きく割り込んだ。定修要因に加え事業環境の悪化が影響しており、4月以降の稼働率が注目される。

 汎用石化品については、設備の老朽化対策による新設備の稼働や、生産停止の動きが見られた。ポリプロピレン(PP)では、日本ポリプロが建設を進めていた五井の設備(15万t)が稼働を開始したことで、PPの生産能力は290万9千tに増加した。また、芳香族ではJXTG室蘭製油所の石油・石化製品の生産停止によりベンゼン・トルエン・キシレンが減少している。

 2020年については、先行き不透明感が強まっている。新型コロナウイルスの感染拡大により国内景気の下振れリスクが高まり、また輸出先であるアジア市場も原油・ナフサ安に連動し市況低迷が続く。需要の減少から誘導品の在庫が高水準となっており、国内石化メーカー各社の今後の対応に注目が集まっている。

経産省 令和元年実績経産省 ポリエチレン各社別生産能力経産省 令和元年実績 ②経産省BTX パラキシレン経産省

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

NEDO 福島・愛知の「ロボットサミット」開催を延期

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2020年4月27日

 NEDOは、今年開催を予定していた「World Robot Summit(WRS)2020」の開催を延期する。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、海外からの参加チームを中心に、出場に向けた準備遅延の報告や、延期要望・辞退相談などが複数寄せられたことから、今年の開催は困難であると判断した。

 8月には福島ロボットテストフィールド(福島県南相馬市・浪江町)、10月には愛知県国際展示場(愛知県常滑市)での開催を予定していた。WRSは経産省とNEDOが主催する、競技会と展示会からなるロボットの国際大会。一昨年の10月に開催したプレ大会となる「WRS 2018」では、競技会に23の国・地域から126のチームが参加、展示会には国内外から90社・機関が出展し、盛況を博した。

 今回の「WRS 2020」は本大会に位置づけられる。競技会は4つのカテゴリー(ものづくり、サービス、インフラ・災害対応、ジュニア)で実施され、参加者の技術を駆使したロボットが一堂に会し、課題作業の正確性やスピードが競われる。

 両者は同ロボットサミットを通じ、人間とロボットが共生し協働する世界の実現を目指している。その実現に向けて、①世界の高度なロボット技術を集結させ、競争を通じて技術開発を加速すると同時に、②ロボットが実際の課題を解決する姿を示すことで人々のロボットへの理解を深め、ロボットの社会実装の促進を目的にしている。

 なお、延期後も、「World Robot Summit 2020」の名称は使用される。すでに競技会に応募したチームの審査については、引き続き実施していく方針とのこと。延期後の日程など詳細は、今後決まり次第発表される。

経産省 3月のエチレン生産は2カ月ぶりにマイナス

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2020年4月22日

 経済産業省がこのほど発表したエチレン生産速報によると、3月の生産量は前年同月比19.4%減の45万3600tとなり、2カ月ぶりに前年実績を下回った。前月比でも13.2%減と、2カ月ぶりにマイナスとなった。前年同月は定修がなかったが、3月は2プラントで定修があったことで、2桁減になったと見られる。