キシレン700ドル/t台回復、SMはスプレッド縮小
アジア地域の11月第3週の石化市況では、エチレンは4週連続上昇となり、下値が50ドル/t高、上値が30ドル/t高の800~820ドル/tでの取引となった。需要家が在庫確保の動きを強めており、下値は9月第3週以来の800ドル/t台に回復した。
スプレッドも、
2019年12月10日
2019年12月3日
2019年11月26日
2019年11月19日
2019年11月12日
2019年11月5日
2019年10月29日
2019年10月23日
2019年10月15日
2019年10月8日
芳香族3製品とも下落、SM再び1000ドル/t台割れ
アジア地域の9月第2週の石化市況では、エチレンは下値が3週連続のステイ、上値は10ドル安となり、870~890ドル/tでの取引となった。
中国や韓国で新規エチレン設備が立ち上がってきたことで先安観が出始める中、トラブルや定修要因などもあり、需給バランスは大きく崩れていない。ただ下値は4週連続で900ドル/tを下回り、上値も7週ぶりに900ドル/t台を割っており、需要は盛り上がりに欠ける状況だ。
スプレッドは、ナフサ高の影響もあり