大手メーカー各社が稼働調整、スプレッドは改善
ウレタン原料であるMDI(ジフェニルメタンジイソシアネート)は、中国経済の回復が想定よりも遅れていることを背景に、上値が重い展開が続いている。5月末のスポット市況はモノメリック2225ドル、ポリメリックが1775ドルとなり、2月からモノメリックで50ドル程度、ポリメリックで175ドル下落した。
MDIの生産は
2023年6月23日
2022年6月21日
2020年4月1日
2019年9月30日
2019年3月22日
ウレタン原料であるMDI(ジフェニルメタンジイソシアネート)は、春の需要期入りを前に中国スポット市況がようやく上昇傾向にある。足元では、モノメリックは2400ドル/t程度、ポリメリックは1500ドル/t程度で取引されているもようだ。
昨年12月の底値からは、モノメリックはステイ、ポリメリックは200ドル/t程度の上昇だが、原料ベンゼンとのスプレッドは拡大している。
ベンゼンACPは、昨年4Q(10-12月期)に比べ1Q(1-3月期)は200ドル/t程度下落。そのため、ポリメリックとのスプレッドは
2018年12月27日