クラリアントはこのほど、サーキュラーエコノミー(循環型経済)実現に向けて成長著しいケミカルプラスチックリサイクル市場向けのカスタムソリューションとして「HDMax触媒」と「Clarit吸着剤」を発表した。
リサイクルが難しい
2022年12月12日
2022年11月4日
2022年8月4日
クラリアントはこのほど、中国・万華化学が山東省煙台市に開設する新しい無水マレイン酸プラント向けに「SynDane」触媒を供給する大型契約を受注した。同プラントは世界最大級となる年産20万tの生産能力をもち、2023年の操業開始を予定している。
万華化学が世界で初めて採用する、 “クラリアント 万華の無水マレイン酸工場に触媒が採用” の続きを読む
2022年4月25日
2022年3月3日
2021年12月13日
クラリアントは、新しいアンモニア合成触媒「AmoMax 10 Plus」が、ベルギー・アントワープのBASFのアンモニア工場に採用されたと発表した。
業界で実績のある「AmoMax 10」をベースに、同社の最新世代となる “クラリアント 新型アンモニア合成触媒がBASFで採用” の続きを読む
2021年12月8日
クラリアントはこのほど、テクニップ・エナジーズ社(フランス)とともに、水蒸気メタン改質による持続可能な水素製造に向けた画期的な「復熱式改質テクノロジー『EARTH』」を共同開発し、本格販売を開始した。
クラリアントの触媒技術とテクニップ・エナジーズ社の特許技術とのコラボレーションで開発を行い、「EARTH」は「水素用拡張環状改質チューブ」の頭字語を取ったもの。水蒸気メタン改質装置内の同心チューブ部品と、外部環状スペースに装填された構造体触媒からなる。
新設計の構造化触媒は、圧力損失が少なく活性と熱伝達を最大化する。また安定性と機械的堅牢性に優れ、改質プロセス中の熱的・機械的応力や触媒床の体積減少時でも性能を維持する。ドロップインソリューションとして設計され、既存・新規の改質装置チューブに対応し、熱の回収と高い変換率を同時に実現する。
2019年に開始したトルコのAkkim社の水素工場での先行運用では、CO2排出量は20%減少し、化石燃料消費量は約40%低減した。すでにスペインのRepsol社から、2023年稼働開始予定のスペイン・カルタヘナの2万1千N㎥/h規模の水素工場と、欧州にある既存水素工場のアップグレードの2件を受注。CO2排出量の削減が求められる炭化水素からの水素生産に対し、持続可能性の目標達成と工場の生産性と効率の改善といった、環境・経済の両面で大きな成果が期待される。