[クラレ・人事](16日)▽管理部門担当付伊藤隆雄。
クラレ 人事(16日)
2020年3月17日
2020年3月17日
2020年2月17日
2020年2月14日
2020年2月14日
クラレは13日、水溶性ポバールフィルムの生産設備を、ポーランドのジムナ・ブトカに新設することを決定したと発表した。投資金額は約50億円で、2022年半ばの稼働を予定している。
水溶性ポバールフィルムは、洗剤・化粧品・食品・農薬・薬剤などの個包装用フィルムとして世界的に需要が伸長しており、今後も市場の拡大が見込まれている。米国では同社の子会社モノソルが、米国中西部を中心に生産拠点を持っており、水溶性ポバールフィルムの製造・販売を行っている。
今回ポーランドに生産拠点を新設し、グローバルサプライチェーンの最適化と欧州の販売拡大を図っていく。クラレは、今後も水溶性ポバールフィルムの世界№1サプライヤーとして、顧客の多様化するニーズに対応するため、供給体制を拡充するとともに新製品の開発や一層の品質向上に注力していく方針だ。
2020年2月12日
クラレグループでは、グループ従業員の安全確保の観点から、世界保健機構(WHO)や外務省などの発表をもとに、同社の危機管理基準に則り、地域ごとに警戒レベルの発信と出張可否に関する決定を行っている。今回の新型コロナウイルスの感染拡大に関しては、先月24日にクラレグループ対策チームを設置した。
具体的には、グループ従業員に対し(2月6日時点)、①中国本土(香港・マカオ・台湾は含まない。以下同様)への出張の原則禁止②中国本土からの海外出張の原則禁止③中国本土から一時帰国している駐在員の出社や取引先への訪問の一時制限―の対応を行う。③の一時帰国者には、帰国後10日間、出社や取引先への訪問を原則禁止とし、電話会議・ウェブ会議などを活用した在宅勤務を義務づける。
一方、中国グループ会社の稼働と従業員への対応については、同社グループは、中国本土に上海を中心として13のグループ会社があるが、湖北省武漢市には拠点がないことから、現地グループ会社に関しては、中央政府や地方政府の方針に従った稼働開始を予定し、従業員の安全確保に配慮し対応していくとしている。
同社では、今後も各方面からの情報収集を行い、状況に合わせて必要な対応を速やかに実施していく考えだ。
2020年2月3日
2020年1月30日
クラレは、東京ビッグサイトで開催中の「新機能性材料展2020」で、自然環境と生活環境の向上に寄与する同社グループの多様な〝マテリアル〟や、開発中のマテリアル・技術などを紹介している(ブース番号:3W‐K14)。
主な出展製品は、バイオマス由来のガスバリア素材「PLANTIC(プランティック)」、EVOHガスバリア性樹脂・フィルム「エバール」、活性炭「クラレコール」、アクリル系ブロック共重合体「クラリティ」、熱可塑性エラストマー「アーネストン」など。
開発品としては、モノマーフリーで安全性の高い完全水溶性の樹脂「熱/光硬化型水溶性樹脂」を出展。架橋剤なしで自己耐水化する水系コーティング剤として利用できるほか、3Dプリンティングで造形可能なハイドロゲル原料としても利用可能な素材だ。
なお、同展示会は「コンバーティングテクノロジー総合展」内の構成展として行われ、期間中の来場者数は5万人が見込まれている(同時開催展を含む)。会場は東京ビッグサイト・西3、4ホール。10時~17時。31日まで開催。
2020年1月16日
2020年1月8日
クラレはこのほど、同社の社会貢献活動「ランドセルは海を越えて」が、日本フィランソロピー協会が主催する「第17回企業フィランソロピー大賞」で、企業フィランソロピー賞「笑顔を届けま賞」を受賞したと発表した。贈呈式は、2月21日に学士会館(東京・千代田区)で行われる。
「ランドセルは海を越えて」は、ランドセル用素材として使われている人工皮革「クラリーノ」を製造・販売する同社が主催する社会貢献活動。全国から送られた使い終わったランドセルを、社員を中心としたボランティアが1つひとつ検品し、ノートや鉛筆などを添え、物資が不足している国の1つである、アフガニスタンの子どもたちにプレゼントしている。
ランドセルという身近なものを通して、社会貢献やモノを大切にする心を子どもたちに広く知ってもらいたいという願いを込め、2004年から活動を開始した。これまでに12万7993個のランドセルが海を渡った。
今年は1月中旬から募集を開始する予定。なお「企業フィランソロピー大賞」は、社会の課題解決のために自社の経営資源を有機的・持続的に活用した社会貢献活動を顕彰するため、日本フィランソロピー協会が2003年に創設した。