[クラレ・人事](9月1日)▽研究開発本部企画管理部長兼アクア事業推進本部企画管理部長兼研究開発本部成形部材事業推進部長須郷望▽研究開発本部くらしき研究センター主管岩崎秀治▽同本部同センター電池材料研究所長鍛冶屋敷強▽環境安全センター主管徳田佳弘▽岡山事業所環境安全部長谷浦昌人▽新潟事業所スペシャリティケミカル生産・技術・開発部長高井正人▽新潟事業所環境安全部長北山勝彦。
クラレ 人事(9月1日)
2019年9月2日
2019年9月2日
2019年8月9日
クラレは8日、2019年1-6月期の連結業績を発表した。売上高は前年同期比5%減の2874億円、営業利益23%減の279億円、経常利益29%減の247億円、純利益41%減の133億円となった。伊藤正明社長は「世界的な景気減速の影響を受け、多くの事業で販売が減少した。前年同期比で大幅な減収減益となった」と総括した。
セグメント別で見ると、ビニルアセテートは売上高2%減の1347億円、営業利益20%減の231億円。ポバール樹脂は販売量が減少した。光学用ポバールフィルムは、大型ディスプレイ向けは堅調だったが、生産トラブルや偏光板在庫調整の影響を受けた。
EVOH樹脂「エバール」はガソリンタンク用途で
2019年7月25日
クラレはこのほど、3年連続でESG(環境・社会・ガバナンス)投資指数の構成銘柄に選定されたと発表した。
ロンドン証券取引所が100%出資するFTSE Russell社の「FTSE4Good Index Series」「FTSE Blossom Japan Index」と、米国MSCI社が開発した「MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数」「MSCI日本株女性活躍指数(WIN)」の4つの投資指数。
同社はすでに、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が設計した「S&P/JPXカーボン・エフィシェント指数」の構成銘柄にも選定されている。「FTSE4Good Index Series」を除く4つの指数は、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が採用するESG指数であり、同社はそのすべてに選定されている。
同社グループは、今後もコーポレートステートメントの使命に掲げる「世のため人のため他人(ひと)のやれないことをやる」の下、環境に配慮したモノづくりの推進と、事業活動を通じた社会への貢献を目指すとともに、コーポレートガバナンスの強化に注力していく。
2019年7月12日
クラレは17日からポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)で開催される、自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2019名古屋」に出展する。
自動車業界は「100年に1度の変革期」を迎えており、CASE(つながる、自動運転、シェアリング、電動化)への対応が求められている。パワートレインの変化、次世代通信システム5Gや高度運転支援、自動運転の実現、カーシェア・ライドシェアの新サービスなど、幅広い領域でこれまでにない技術の実用化が図られている。
「世のため人のため他人(ひと)のやらないことをやる」というスローガンを企業ステートメントに掲げる同社は、これらの次世代技術の実用化に向けて、顧客の課題を共に解決するパートナーとして、独自のソリューションを積極的に提案していく考えだ。
今回出展する主な製品は、軽量化では耐熱性ポリアミド樹脂「ジェネスタ」、高剛性遮音ガラス中間膜「SentryGlas Acoustic」、熱可塑性コンポジット。電動化については、リチウムイオン二次電池向けハードカーボン負極材「クラノード」、低エミッションに関しては、ガスバリア樹脂「エバール」、面ファスナー「マジックテープ」、活性炭「クラレコール」。安全では、PMMA/PC複層板「パラマイティー」、中間スクリーン用マイクロレンズアレイなど。
なお、人とくるまのテクノロジー展は自動車技術会が主催する、自動車業界の第一線で活躍する技術者・研究者のための自動車技術の専門展。
2019年7月11日
クラレが今春小学校を卒業した子どもとその親を対象に行った「将来就きたい職業」と「就かせたい職業」のアンケート調査によると、男の子が就きたい職業の1位は昨年に続き「スポーツ選手」、 女の子の1位は「教員」だった。
男の子が就きたい職業1位の「スポーツ選手」の内訳では、サッカー(40.9%)と野球(29.6%)で7割を占める中、今年初めてeスポーツ(4.3%)が登場した。国内でもプロリーグが発足し、10月には全国初となる都道府県対抗のeスポーツ大会も開催される予定で、子どもたちの関心も高まっているようだ。
2位には昨年5 位に順位を下げていた「研究者」、3位には「医師」が入った。また、「大工・職人」が昨年16位から6位に大きく順位を上げた。ブロックでできた仮想空間の中で、ものづくりができるゲームのヒットも影響していると見られる。人材不足や高齢化が懸念される職種とあって、 子どもたちの関心の高まりが注目される。
女の子の2位は「保育士」で、子どもと関わる職業が上位に入った。10位以内では3位「看護師」、9位「医療関係」といった医療職が目立つが、昨年1位だった「医師」は医学部の不正入試問題なども影響したのか、9位に順位を落としている。おしゃれに関する仕事に興味を持つ女の子も多く、「美容師」は14位から5位に大きく順位を上げ、8位には「デザイナー」が入った。
男の子の保護者が子どもに就かせたい職業は、昨年に続き「公務員」が1位となり、2位「会社員」、3位「研究者」となった。女の子の保護者が就かせたい職業の1位は、昨年に続き圧倒的人気で「看護師」だった。2位には「医療関係」、3位には「薬剤師」が入り、医療職が上位を占めた。
調査は今年3月に小学校を卒業した子どもとその親のうち、使い終わったランドセルをアフガニスタンの子どもに贈る、同社の社会貢献活動「ランドセルは海を越えて」キャンペーンに協力した人を対象に行った。有効回答は男の子とその親が各640人、女の子とその親は各736人だった。
2019年7月10日
クラレの「プランティック」を使用した生鮮食品包材が、12日まで東京ビッグサイトで開催中の「フーマ・ジャパン2019国際食品工業展」の東京食品機械のブースに展示されている。
環境対応型包装材料の「プランティック」は、バイオマス由来の生分解性ガスバリア素材。優れたガスバリア性による食品の品質保持や賞味期限の延長、カーボンニュートラルによりCO2削減に貢献する。他のバイオマス・生分解性素材との組み合わせによる環境性能の高い包装材の設計も可能。
成形性に優れるため、主に生鮮食品のMAP包装や生パスタなどのチルド流通食品の包装材として、2003年の商業化以降、豪州・欧米の大手スーパーチェーンなどで採用されている。
2019年6月28日
クラレは7月3~5日にパシフィコ横浜で開催される「第7回カフェ・喫茶ショー」に出展する。クラレとクラレトレーディング、クラレクラフレックスが「カフェ・喫茶」に関わる製品を紹介する。
出展製品は、バイオマス由来のバリア材「プランティック」とガスバリア性樹脂「エバール」、スライド式スティックジッパー「エニーロック」、「クラフレックス」カウンタークロス。
「プランティック」は、バイオマス由来の生分解性ガスバリア素材。優れたガスバリア性による食品の品質保持や賞味期限の延長、カーボンニュートラルにより CO2削減に貢献する。他のバイオマスや生分解性素材との組み合わせによる環境性能の高い包装の設計も可能だ。 食品の香りや匂いを保持できることから、コーヒー豆を保存する環境対応コーヒーパウチとして採用が進んでいる。
「エバール」はプラスチックの中で最高レベルのガスバリア性(気体遮断性)を持つ EVOH(エチレンビニルアルコール)樹脂。 コーヒーカプセルや穀物保存袋などに使われている。ガスバリア性を活かした穀物保存袋は、酸素の侵入を抑えることで、微生物や害虫などが生存できない環境を作り、穀物や種の品質保持に貢献する。
「エニーロック」は開封した袋に差し込むだけで、美味しさも臭いも逃さずに簡単に密封できるスライド式スティックジッパー。プラスチックの中で最高の気体遮断性をもつ「エバール」を使用した袋と併用すれば、高い密封状態を作り出すことができる。
「クラフレックス」カウンタークロスは、汚れ落ちの良さと速乾性により、雑菌が繁殖しにくいことが特長のレーヨン製不織布衛生布巾。食品業界における品質管理方法の1つとして広く認知されている HACCP(ハサップ)の製品認証を、日本国内で生産する不織布衛生布巾として初めて取得した。
2019年6月28日
クラレは7月3~5日に東京ビッグサイトで開催される「第21回インターフェックスジャパン‐〔医薬品〕〔化粧品〕〔洗剤 〕製造・包装展‐」に出展する。
プラスチックで最高レベルのガスバリア(気体遮断)性を持ち、医療・医薬品の保存に使用されている「エバール」や、醸造食品の精製や医薬品の製造などで実績のある中空糸膜モジュールを紹介する。
「エバール」はプラスチックの中で最高レベルのガスバリア性をもつ、EVOH(エチレンビニルアルコール)樹脂。酸素を通しにくいため、医薬包装では油分やビタミンなど有効成分の酸化を防止する。
また、香りや薬効成分が吸着しにくい特長もある。「エバール」を使用した容器・包装材は透明なため、内容物の中身を確認することもできる。
中空糸膜モジュールについては、限外ろ過・精密ろ過膜モジュール「ピューリア」、小型限外ろ過膜モジュール「キャラクター」を紹介する。
ウイルス除去から排水のリサイクルまで、豊富なラインアップにより各種用途に対応可能。醸造食品の精製や医薬品の製造分野でも多数の実績がある。
2019年6月28日
2019年6月10日
クラレは14日から16日まで、長野県軽井沢町で開催される「地球へ社会へ未来へG20イノベーション展」に出展する。
同展は「G20持続可能な成長のためのエネルギー転換と地球環境に関する関係閣僚会合」の併設イベントとして実施される、日本政府主催の展示イベント。同社は環境対応型包装材料として、優れたガスバリア性でフードロス削減に貢献する「プランティック」を紹介する。
同製品はバイオマス由来の生分解性ガスバリア素材で、優れたガスバリア性による食品の品質保持や賞味期限の延長、カーボンニュートラルによりCO2削減に貢献する。他のバイオマス、生分解性素材との組み合わせによる環境性能の高い包装材の設計も可能。
成形性に優れるため、主に生鮮食品のMAP(ガス置換)包装や、生パスタなどのチルド流通食品の包装材として、2003年の商業化以降、オーストラリアや欧米の大手スーパーチェーンなどで採用されている。
また、食品の香りや匂いを保持できることから、韓国ではコーヒー豆を保存する環境対応コーヒーパウチとして採用が進んでいる。展示会場は、軽井沢プリンスショッピングプラザ駐車場の一角に設けられる。