三井化学 ポリウレタン原料TDI類値上げ、11月から

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2022年9月21日

 三井化学は20日、ポリウレタン原料のトルエンジイソシアネート(TDI)類を11月1日納入分から値上げすると発表した。改定幅は「40円/kg以上」。

 ウクライナ危機の長期化による経済活動へのマイナス影響の継続と、その影響を受けた世界情勢の変調により、資源価格や原料価格の急騰が続いている。TDI類ついても、同社の予測を上回る原燃料の高騰が継続。今年5月には同製品の値上げを実施したが、依然として同事業は過去に経験のない極めて厳しい状況にある。こうしたコスト高騰は、自助努力で吸収できる水準を超えていることから、事業継続のため価格改定を決めた。

三井化学 ポリウレタン原料TDI類を値上げ、来月から

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2022年4月13日

 三井化学は12日、ポリウレタン原料のトルエンジイソシアネート(TDI)類を5月2日納入分から値上げすると発表した。改定幅は「120円/kg」。

 新型コロナウイルス蔓延による世界経済の変調に加え、ウクライナ危機に伴う経済活動への影響が顕在化しており、原油価格はバレル百ドル近傍の高いレベルで推移している。TDI類についても、原燃料コストはすでに同社の予測を上回るレベルまで高騰し、TDI類製造設備の維持関連コストや自然災害発生時の安定供給体制構築などのコスト増加もあり、収益上、過去に経験のない極めて厳しい状況にある。

 全社一丸でコスト改善に取り組んでいるが、コスト高騰は自助努力で吸収できる水準をはるかに超えているため、価格改定を実施せざるを得ないと判断した。

三井化学SKC TDI類を再値上げ、コスト高継続に対応

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2021年12月22日

 三井化学SKCポリウレタンは21日、ポリウレタン原料のトルエンジイソシアネート(TDI)類を来年1月1日納入分から「15円/kg以上」値上げすると発表した。

 同製品については、同社はコストダウンや合理化努力を続けているが、10月に実施した値上げ以降も、ナフサなどの主原料価格は想定をはるかに上回るレベルで高騰を続けている。加えて、原料調達先の製造設備停止に伴う代替品調達体制の整備、自然災害発生時の安定供給体制構築などによるコスト増も背景に、非常に厳しい収益状況にある。

 こうしたコスト増は、企業努力の限界を越えるものであり、国内での安定供給を維持・継続するためには、再度の価格改定が必要だと判断した。

三井化学SKC TDI値上げ、原料高に対応し安定供給

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2021年9月3日

 三井化学SKCポリウレタンは2日、ポリウレタン原料のトルエンジイソシアネート(TDI)類を10月1日納入分から「20円/kg以上」値上げすると発表した。昨年10月以来の価格改定。

 同製品については、昨年秋以降、ナフサなどのTDI主原料価格は同社の想定以上に高騰している。コストダウンや合理化に努めているものの、主原料価格の高騰は企業努力の限界を越えたレベルにある。加えて、原料調達先メーカーの製造設備停止に伴う代替品調達体制の整備、自然災害発生時の安定供給体制構築などによるコスト増も背景に、同事業は依然として収益上非常に厳しい状況にある。

 こうした事業環境の下、国内での安定供給を維持・継続するためには、今回、価格改定せざるを得ないと判断した。

 

 

三井化学SKC TDI類を値上げ、40円/kg以上で実施

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2020年10月8日

 三井化学SKCポリウレタンは7日、ポリウレタン原料のトルエンジイソシアネート(TDI)類を今月15日納入分から「40円/kg以上」値上げすると発表した。

 TDI類は、一昨年末より市況の低下を続け、同社はコストダウンや合理化を懸命に進めてきたが、すでに企業努力の限界を越えた状況にある。一方では海外市況が今年8月初旬からの急騰に伴い2600ドル/tを超えるレベルに達しており、国内と輸出との販売価格差が拡大。海外市況の高騰とグローバルな供給のタイト感は当面続くと見られている。

 また、諸原料価格の高騰、原料調達先メーカーの製造設備停止に伴う代替品調達体制の整備、自然災害発生時の安定供給体制構築などによるコスト増も背景にある。こうした厳しい事業環境の中、国内での安定供給を確保するために、価格改定せざるを得ないと判断した。